こんにちは!

 

思春期教育研究所アジュガ

代表の飯塚ひろみですニコニコ

 

 

今日は、このシリーズ最終章「発達障害を持つ子どものマイルール作り 家庭編」です

 

 

さて、みなさまにとって家庭とはどんなところでしょうか?

 

 

一日の始まりと終わりを過ごす大切な場所であるのはもちろんのこと、リラックスできたり、ほっと落ち着いたり、気分が解放されたり・・と、誰もが「家」という場所は、「心休まる場所」であって欲しいと願うはずです。

 

 

また、一緒に過ごす家族とは、時には喧嘩もするけど、すぐに仲直りができて、困ったときにはお互い助け合い、楽しいことも悲しいことも全部分かち合える…そんな関係が築いていけたら理想的ですよね。

 

 

とはいえ、家族にも性格やそれぞれの生活パターンがあり、全員が朝から晩まで365日同じリズムで生活をしている、という家庭は、まあ、ないといっても良いでしょう。

 

 

最近では、朝食の時間や夕食の時間がバラバラで・・というお話を聞いても驚かない時代になってきました。

 

 

これは時代の変化とともに移り変わった、仕事の変化であったり、塾や習い事の多様化による帰宅時間の変化だったりするので、仕方のないことなのかもしれませんが、そのような状況の中で、家庭内を切り盛りするお母さん達は、家族のマネジメントに本当にご苦労なされているな・・と頭が下がる思いです。

 

 

 

今日は娘のスイミングに送っていった後、息子の塾のお弁当を作って送り出して、娘を迎えに行って、夕飯作って、息子を迎えに行って、宿題させてお風呂、時間になったら寝かせて・・・気が付いたらもう深夜!明日は明日で別の習い事と学校に行く用事が・・・・

 

 

 

と、日々のスケジュールを手帳と睨めっこしながら管理しているのではないでしょうか?

 

 

 

日々奮闘しているお母さん達に、私は声を大にして言いたいです。

 

 

 

家族のために、毎日臨機応変に対応しているお母さん、あなたはめっちゃ輝いています!

 

 

 

・・とウインク

 

 

 

さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、発達障害を持つ子どもは一日のスケジュールをどう捉えているのでしょうか?

 

 

柔軟に対応することを難しいと感じてしまう特性があるので、ここでも「わが子オリジナルのマイルール」が必要となってきます。

 

 

そこで私はご相談に対し、お子さんオリジナルの円グラフを作ってくださいとお願いしていますひらめき電球

 

 

 

 

 

こんな感じですね(内容はざざっと書かせていただきました)。

 

 

もっと細かいほうが分かりやすいと感じるお子さんもいますので、その子その子のグラフを作ってあげると良いと思いますビックリマーク

 

 

今ではフリーのダウンロードサイトもたくさんありますので、是非ググってみてくださいね音譜

 

 

発達障害を持つ子どもの特性の一つとして、

 

 

 

決まったことを決まった時間にやりたい

 

 

 

 

というものがあります。

 

 

といっても、どの時間に何をやったらいいのか、一人では決められないことが多いので、不安から感情が乱れてしまったりすることもあります。

 

 

そんな時に、この「マイ円グラフ」はとても有効的な働きをしてくれるのですひらめき電球

 

 

お母さんは是非、円グラフを壁に貼って「この時間はこのことをする時間だよ」と、優しく促してあげてくださいニコニコ

 

 

そしてできたら大いに褒めてあげることアップ

 

 

「良くできたね」にプラスして「○○は計画的なんだね、きちんとしてて気持ちが良いわ」「お母さんも嬉しいよ」と、必ず

 

 

 

お子さんが行動してお母さんがどう感じたのか

 

 

 

を、しっかりと言葉で伝えてください(これは大事なことなので何度もお伝えしていきますよ~)。

 

 

そしてもう一つ、マイ円グラフにお子さんが慣れてきたら

 

 

 

家族の円グラフ

 

 

 

も追加して作ってください(円グラフがA4サイズに複数プリントしてあるファイルがダウンロードできます)。

 

 

というのも、冒頭でもお話しした通り、家族全員が24時間365日、同様の生活をする訳ではありません。

 

 

お父さん、お母さん、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃんそれぞれの「マイ円グラフ」で、生活の流れを見せてあげることで、

 

 

 

自分とは違う生活スタイルがあるんだ

 

 

 

ということを学ばせていきましょう!

 

そして

 

 

 

・違う円グラフでも、自分と重なる時間があること

 

 

・重なった時間が「家族共通の団らんの時間」であること

 

 

・忙しくてなかなか会えない家族がいても、今、こんなことをしているんだな、という繋がりを感じること

 

 

・違う生活スタイルだったとしても、同じ「家」で過ごす大切な家族であること

 

 

 

などを一緒に考えながら学び、豊かな心を育んでいきましょうひらめき電球

 

 

 

発達障害を持つ子どもは「愛情」「友情」など、目で見えないものを理解し難い傾向があります・・・

 

 

 

お母さんはお子さんと接する時は必ず、今いない家族の話題を出しながら、心の繋がり作りをしていってみてくださいニコニコ

 

 

 

シリーズでお伝えしましたが、もっと細かいルール作りのお手伝いもしております。

カウンセリングは6月下旬からを予定しておりますので、是非ご相談くださいませ。

(現在スケジュール調整中です。お知らせはこちらのブログにてお伝えします音譜

 

 

さて次回は「思春期女子のチャムシップについて」のお話です。

お楽しみに!

 

 

飯塚ひろみ

 

 

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飯塚ひろみのプロフィール

 

子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、

行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。

 

音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。

不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。

 

結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。

 

杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。

 

2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。

 

カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言しています。反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。

 

 

「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」講演会・セミナー・ワークショップも開催。

 

 

2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講

 

 

合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」

現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。

思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。

 

 

資格一覧

中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許

一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士