31日をもって閉店するイオン御経塚ショッピングセンター(野々市市御経塚2丁目)は29日、最後の週末を迎え、閉店セールを楽しむ家族連れでにぎわった。店内の壁に設けられた寄せ書きコーナーは、感謝のメッセージやイラストで埋め尽くされ、床にも「ありがとう」の文字が見られた。



 イオン御経塚は1998(平成10)年3月にマイカル北陸の石川県内1号店として開業し、同社がイオンに統合して2011年3月に改称した。複合映画館やボウリング場があり、寄せ書きの中には「親子3世代でお世話になりました」との言葉もあった。

 西へ約1・4キロの白山市横江町では、同じイオングループのイオンモール白山が7月19日の開業を控える。イオン御経塚を運営するイオンリテール北陸信越カンパニー(新潟市)は同モールで食品や衣類の専門店を出すほか、イオン御経塚の一部店舗も移る予定。

 閉店翌日の6月1日から13日まで食品や日用品の販売を行った後、建物は解体される。一部土地を取得したアークランドサカモト(新潟県三条市)が、ホームセンタームサシなどが入る複合商業施設を計画している

以上北國新聞より