うちの母の変遷
教育ママ→健康食品→手芸→新興宗教→占い(細木氏)→カルチャーセンター
うちの母の場合は、幼馴染とか、学生時代の同級生とか、親しい同世代のお友達が近くにいないから、よけいに、客観的に見られなくて、はまりやすいのもあるんだろうな…。
手芸にはまっていてくれたころは、家族に対してそんなに押し付けがましくもなかったなあ。家の中が手芸の作品で埋め尽くされるだけで。本人も楽しそうだったし。
子供のころ、教育ママでなくなってくれたら、ああいう子供に対しておしつけがましい人でなくなってくれるのではないか、って思っていたこともあったけれど、しばらくすると別のことで押し付けがましくなるだけだった。
だって、母は、小さいころから、自分が忙しい時だったり、ほかに話相手がある時はほったらかしで、話も聞いてくれないのに、時間ができると過干渉になっていたから。(頭のよさそうな人だったのに。自分のことは客観的に見れないんだろう。)
当時、教育に厳しい親の間では、下ネタの多いお笑い番組が問題になっていて。子供のころ、お笑い番組を見ていると怒られたりもしたけれど、流行っているものなんだから、少しぐらい見せてあげてもいいじゃない、って少しはお笑い番組も見せてくれるようなタイプの人だったらよかったな…。同級生が笑っているポイントがわからなかったから。
個人的には、宗教よりも細木氏の占いの方が嫌だったな。家族の行動まで制限されるから。運気が悪いから今の時期はこういうことをやらないように、とか。
親の場合は、子供のころは、離れられないから。お友達だったら、押し付けがましいなって思ったら、何気なく距離を持てるけれど。
子供に距離をおきたいお友達がいる場合は、一時的にでも習い事をさせるっていう方法もあるらしいけれど…。
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教育ママの時も、自分の手を離れて、自分が入れなくなって、子供が主体になってやり始めると、つまらなくなるみたい…。
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親と同居で、インドア派の場合は、親が入ってこないインドアの趣味を持つことも、自分の空間を持つ一つの手段ではあるけれど。
結局、離れた場所で一人暮らししていたころが、一番干渉されなかったなあ…。