先日、あさイチのJAPAナビで、「ごちそうさん」の舞台である大阪の船場が紹介されていた。
その中で、船場のおばあさんが、料理をつくりながら、「昔は食べ物を捨てるなんてことはなかった。」と語っていた。
たしか、だしをとった後の昆布を使って一品つくっていた。
「ごちそうさん」の中では、小姑が嫁いびりの中で食べ物を粗末にする演出があって、ありえないと違和感を覚えたけど、大阪でも昔は食べ物を捨てることはなかったんだなあ。
(現代の日本だと、食べ物に携わる仕事だと食料廃棄をしなきゃいけないこともよくあるらしいから、そんなこともあるのかもしれない、ってまだ思える。私は家庭では、食べられるものを捨てるなんてことはできないけれど。)
たぶん、「ごちそうさん」の脚本家の人は、明治大正生まれのお年寄りと同居したことがない人なんだろう。