やっぱり、現代においては、お金と人間関係って関係が深いし。
お金をかけることが愛情のバロメーターみたいな部分もあるし……。
好きなことや好きな人にはお金（と時間）をかけるけど、そうでもないことには好きなことほどにはお金（も時間も）をかけないっていうような。
一種の人気投票。
時々ドラマなんかで、お金さえかければいいと思っていて、お金でみんな解決できると思っていて、気持ちが入っていないっていうようなセリフもあるけど。
あれは、そこに至るまでの経過に問題があったんだろうな…。
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あと、お金をかける娯楽関係のことって、楽しくなかったら行かないから。
だから、もし仕事だったら、仕事に対してまじめな人だったら、気軽な学生のアルバイトでもなくて、特に生活がかかっている場合は、お客さんに対して楽しませよう（楽しんでいただこう）とするものだし。
（逆に仕事じゃなかったらそんなふうに接してくれないかもしれないのに、勘違いして、同じぐらいの背格好の人に対してそんな対応になってしまう人も多いんだろうなあ…。おじさんやおじいさんが若い女の子にっていうのがありがちなパターン。あと、知識が豊富な人が好意で教えてくれていることに対して、習い事の先生のような対応を求めちゃうとか。）
でも、それで全部使っちゃうタイプの人もいるんだろうね。あればあるったけ使っちゃうという。独身ならまだいいけど、既婚者でそれをやられたら家族はたまらないな。で、それを夫が家庭内でごまかしていたとしたら、家庭内の人間関係、嫁と姑が悪くなりやすくなる。使うなら使うで、自分で、例えばスナックやら外食やらに行ってどのぐらいの金額を自分が使っているってはっきりわかるようにしたらいいのに。家族全員にわからないようにしていて、ごまかすのよね。（私も何十年も気がつかなかった……。）だって、両方から請求して、そこからお小遣いつくって自分の娯楽のために使っていたから。だから、双方とも自分が負担しているって思っていたから。
家のことをよくするいい息子でいられて、嫁の愚痴を聞くいい夫でいられたのは外で豪遊していたからなのかもしれないけど。というか、唯一の趣味が外食みたいな面もあったみたい。家にいるとグデングデンに酔っ払わない限りは、親に使われちゃうから、ゆっくりできなかったからかな……。家の中でできる楽しみもあったらよかったのにね。最近は毎日朝にテレビを見たりしているようになったけど。
それから、外食に負けないぐらい家庭料理がおいしくて、大食漢が満足いくぐらいボリュームがあったらまた違っただろうなって思うし……。
それに金払いのいいお客さんの立場だとそりゃあ優しくしてくれるものだし。
でも、こっそりお金を使い込まなかったら、嫁と姑の間の問題が一つ減っていたのでは。
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その反面……。
お金を払った方が偉いっていう、上下関係になってしまうっていう部分もあるし。
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やっぱり、やってもらった分は、お返ししなきゃいけないから。
あまり広げると大変だから。お互いに。
距離感なりの付き合い方になってくるんだろうな。
派遣で働いていたころいつもニコニコしているようなタイプの人当たりのいい女の子（既婚者）が、やっぱり一緒に働いていた女性が結婚することになった時に、（結婚式は呼ばれなかったんだけど）、みんなでちょっとしたお祝いを送ろうっていう提案をしたことがあった。
きっと彼女はいろんな人から好かれるタイプの人だから、自分が人にそんなふうにしてもらってきたから、そんな考え方になったんだろうな……。
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