高校時代の先生のうちの一人が、左翼っぽい人だった。国歌斉唱ではその先生だけ君が代を歌わなかったし。
私は、そんなに深く考えることもなく、日本の国歌なんだから歌うべきではないかと…。
それから、戦国時代に日本に来た外国人が戦争中とは思えないと語ったと、悪いことのように言っていたこともあったし。
それってつまり、戦争や凶暴>平和で平穏っていう発想。
私は今は、それだけ日本は悲惨な事柄が起きない、平和な国だったっていうことでいいことだと、思うんだけど。
その先生は、第二次世界大戦は終戦ではなくて敗戦だったんだとも言っていた。今まで直接会ったことがある人の中でそんなことを言っていた人は、その先生だけだった…。わざわざそんなふうに生徒に向かって授業中に言うこともないのにね。
ちなみに、その先生は関西(京都あたり)の出身だったみたい。
それで、そんな左翼的な考え方を持つ先生の学生時代からの友人に、新聞記者の方がいたらしいんだよね……。
まあ、昔は、まだ共産主義国が若かった時代には日本でもインテリ層に左翼的な考え方を持つ人も多かったらしいけど、60年安保の世代よりは少し下の世代だったし。(逆に、現実の共産主義国では思想統制されちゃうから、資本主義的な考え方を持ったとしても声を上げられないらしいよ。)
(70年安保世代だったのかも。あさま山荘事件とかもあった。)
多分、今60歳前後ぐらいの人だと思う。