気持ちがイラついて悪いことを考えた時は、事件を起こした青年の遺書を読むと気持ちが変わる……。
結局、いつの間にかいきなり決まっていたってことだったんだろう。みんなの話題になる前に。聞いてなかったけど。
親しい人達の間の話で。
それは、普段からの話とか、会合からとか、そういうところからだったんだろうな。今の時代はメールとかSNSも実際の友人関係にも関係あるらしいけど。
その辺から利権とかの有利不利ができてくることもあるし。その時にいないと、悪口言われたり、悪い面をひっかぶることになってしまうとかもあるんだろう。(ほんとはそういうのもどうかと思うが……。)
仲のいい人とか目の前にいる人とか嫌な気持ちになるっていうポイントは言わないものだから。そうでないと、日本人の場合は一緒には付き合わなくなるものだから(ヨーロッパのどこかの議論好きの国だとまた違うらしい)。
ほかの人達が知らないところで、遊び行っていたり、仲良くしてたり、そういうところから。
こういうことがわかるのって、わかる子は小学校高学年や中学生ぐらいでもわかっていたんだろう……。
別に私に関係無いことでそうならかまやしないけど、私のことに関してまでとかあれこれ言われてそういうことの風評とか、私に関することまで干渉されたりするのが嫌だったんだな。
ちょっとだけ接するのにそんなに仲よくないとそういう立場になりやすい。
それが話のネタになって私以外の人達が仲良くなったりすることになるとか。
そもそも、私自身がちょっとした時にちょっとしたあいさつとか世間話とか、ほかの人がいない時に友好的に話ができるとかしたら、別に一緒に遊んだり、飲みに行ったり、家の行き来をしたりしなくても、敵意を持たれず、あれこれ言われなかったんだろうけど。
行き合った時に無言もいけないっていうことで……。
いっくらいい人でも、というかいい人ほど交遊関係が広かったりするし。
だから魅力ある人達と対等になるには、私自身もほかの人が入って来ない人脈、知らない付き合いを持つ必要があったんだろうな……。(あまり自分からは言わないようにして。)