ドイツでボランティア活動から自然エネルギーの会社を立ち上げることになった主婦について。ポジティブで優しそうな人なんだな。なにか新しいことを始めようっていう人達って、こういう雰囲気なんだな……。
チェルノブイリ事故から自然エネルギーを使おうという運動を始めたらしい。最初は村で寄付を募り、次に国全体に広告を打って寄付を募って、村内の送電線を4億円で買い取ったらしい。
逆に、たくさんの人からの寄付で資金が集まったことに大きな意味があるのかも……。
普通の川の流れでも魚の流れを途絶えさせずに電力をつくる、とか。
もともとドイツも電力は原発で独占企業による供給だったらしい。(かつて原発の電力会社に勤めていたという男性は、疲れ切った顔をしていた。)
現在ではドイツには100社以上の電力会社があって、使用者側が選べるらしい。
北欧のデンマークでは、風力発電が盛んで、自然エネルギー発電100パーセントなのだとか。
また、北欧のフィンランドの核の最終処分予定地「オンカロ」。
そこでは、原発の廃棄物を地下深くにトンネルを掘って、25万年間保管しようという、世界初の試みをしているらしい……。
こういう番組を見ると原発というものは、扱いが大変なものなんだなって思う。
2013年10月6日放送のサンデーモーニングで、小泉元首相が脱原発と代替エネルギーへの転換についての発言をしたことが報じられた。
小泉元首相は、去年オンカロを見学されたらしい。
今、保守派の掲示板やブログでは「脱原発は反日の人間である」って言われやすくなっているけれど、
自民党の元首相が脱原発の発言をしたことで、ネット上の世論も、現在の安倍首相の政策も脱原発の方向へ動けばいいなあ。