ファンタジーが好きな時期もあった。
剣と鎧と魔法の世界。
絵画や漫画、小説、ゲームから。
いかつい男が身に着けるイメージとか、ワルキューレみたいな若い白人女性が身に着けるイメージとか。
普通にカッコいいと思った。
西洋の中世の鎧や刀剣類、実物を見てみたいって思ったことも。
日本のものは見たことがあったけど、西洋の刀剣類の実物は見たことが無かった。
それは、ふとしたことで実現した。
大都市のあるレストランに、ヨーロッパの鎧とヘルメットが立っている状態で展示されていた。
怖い。
こっちは丸腰で生身なのに、向こうは装甲でフル装備している。
今考えてみても、まともに戦ったらかなわないだろう。全速力で逃げるしかないだろう。(重そうだから動きは鈍いかも。)
心構えが無く、遭遇したからかも。
これがヨーロッパの中世の展覧会とかで、自分から見にいっていたら、怖いって思わなかったかもしれない。