『自己主張が楽にできる本』 石原加受子 | 本読んだっていいじゃない♪

独立してカウンセラーをしている石原さん。


最近、

言い方、言葉一つで、

同じことを主張しても周囲の反応が変わるものだと感じていた。



自身、いまひとつ主張しきれていない感があったため

よりよい主張がしたい!

と何かそのヒントが欲しくて読んでみた。



つい、主張を通すことを目標にしてしまったり、

その結果を勝ち負けでとらえてしまったりするもの。



そうでなく、

重要な主張の仕方とは、



自分の感情・気持ちを表現し、

迷いの感情もそのまま表現し、

あくまで目標からはずれないことを第一に表現する、



とのことだった。



相手がどうだから不満だ、でなく、

私はどう思っているのか、どうしたいのか、どういう気持ちなのか、

を表現する。


そのプロセスが大事とのことだった。


結果がどうのこうのでなく、伝えた時点で満足感わ湧いてくる。




今日の「たった一つでいい」は、


自分の感情を大事にする


だ。



主張、に限らずではないかと思った。


相手を変えようとするのでなく、

自分の今感じた気持ち大切に生きていこう!



ちょっと要約を。

そして、

以下のエピソードおもしろかったのでご参考まで!




****** 参考 ***********************************************


要約すると以下3つのよう。


① 自分中心にし、「私は~思う」と表現する。


     : 相手を支配・操作しようとする気持ちを捨てる。


② 感情をそのまま表現する。


     : 矛盾する志向、迷いの感情もそのまま伝える。

       例)  断られるとショックだから言えなかったのですが・・・

            etc.


③ 目標からはずれない。


     :  例) 子供がおもちゃを欲し泣き叫んでも母親の意志と気持ちを中心に行動する。

        子供がいくら泣いても、敏感に反応し泣くのをやめさせなくて済む。

        「どんなに泣いてもお母さんの気持ちは変わりません。

        オモチャを買ってあげるつもりはありませんよ。」とだけ伝え続ける。



エピソード


スーパーに勤める店員。

週休2日でも肉体労働が体にこたえるのに、

売上不振のため休日返上で勤務してくれと上司に言われた。


本心としては断りたいが、店の状況も分かる。

自分だけ断るわけにもいかないし、業務命令に背くことになる。



●石 「店長に言われるままに休日返上で、満足できますか?」

彼 「不満を持つと思います」




●石 「不満を持ち続けたらどうなると思いますか」

彼 「だんだん仕事をするのが嫌になっていくかもしれません」




●石 「そうね、仕事に影響がでてくるでしょうね。

   あなたの本当の気持ちはどうなんですか?

   どこまでだったら協力できると考えているのですか?」

彼 「店が大変なのは分かっているんです。全く拒否はちょっと。

   隔週だったら、妥協してもいいかな」




●石 「あなたの気持ちとしては隔週ならいいということですね」

彼 「はい」




●石 「だったら、それを提案してみれば」

彼 「僕にできるでしょうか。店長に押し切られそうです。自信ないです。」




●石 「主張でなく、提案するくらいで軽い気持ちで言ってみたらどうですか」





そして、店長と話す機会が訪れる。



店  「何言っているんだよ。延長するしか乗り切る方法ないのは分かっているだろう!」

彼  「でも、毎週というのは・・・」



店  「みんな出ると言っているんだ。

    どうして君だけできないんだ。

    協力しようと思わないのか。」



彼の気持ちが揺らぎそうになった。


心の中で

「自分の気持ちを中心に・・・」

と、何度も繰り返した。



彼  「僕の気持ちとしては、隔週だったらいいと・・・」


店  「それじゃ人でが足らなくて困るんだよ。

    店長の俺が頭を下げて頼んでいるんだよ。

    面倒ずいぶんみてきたつもりだけど、君ってそんな奴だったのか。」



彼は心の中で自分に言い聞かせた。

店長の顔色を気にし始めると何も言えなくなってしまう。

店長の言葉に腹を立てて感情的になったら店長の思うツボで、

結局店長の要求をのまざる得なくなってしまう。


何があっても自分の気持ちだけを見つめよう、

隔週だけならいい、を目標にしよう。

店長が何と言おうと、ただ

「隔週」

という点を繰り返せばいいのだ。



彼  「ええ、大変なのはわかっています。

    しかし、僕は隔週でお願いします。」


店  「こんなに頼んでもダメなの?」


彼  「はい、すみません。ごめんなさい。本当に申し訳ありません。」


店  「もういいよ。じゃ隔週だったらくるというんだな。」


彼  「はい・・・」



そのあと、彼の心は、

主張できた気持ちのよさと

店長に逆らった後悔の念

との間を揺れていた。


無理すれば出れたかもしれない、

でも必ずそのしわ寄せがきて無理して倒れたら店に迷惑かける、

これでクビになるんだったらそれでいい、

自分に言い聞かせた。


だが、それは杞憂に終わった。

その後、店長は数名のアルバイトを募集することにした。

あっけない幕切れ。

自分が、主張できない、と思い込んでいただけでだった。

断っても、相手も別の解決策を考えるもの。

と、気がついた。


そして口下手な彼でも、

自分の石に従って主張すれば目標を達成てきることを実感した。


また、そうやって主張しているときは、

店長の攻撃的な言葉にそれほど腹が立たなかったことにも気付いたのである。


******** 以上 *****************************************