【#プロレス今日は何の日】
1935年3.22 東京都新宿区
新間寿生誕記念日!
なんと言ってもモハメド・アリvsアントニオ猪木の異種格闘技戦!
アントニオ猪木の「実現させてみせる!」に「やりましょう!」と呼応した新間寿!男だねぇ〜!
アリのファイトマネーは600万ドル(当時のレートで20億円)、ごちゃごちゃ言うなら全部ひっくるめて受けちまえ、試合後の100億円裁判…、いやもう想像できない!
で、アリが全幅の信頼を寄せるアリ陣営のボス、ハーバード・モハメッド氏※とロスでシングルマッチの直交渉!
※ブラック・モスリムの教祖でアリ曰く「私にモハメッド・アリという名前を名付けてくれた人」
交渉の切り出しは新間氏「これから私が言うことは口で喋っているのではなく、私の心で話すものです」と。
「この一戦がどんだけ重要やったか、意義のあることやったか、全部の条件を呑んで戦ったやん。結果、世界中から酷評されるわとんでもない借金も抱えたよ。でもな、こんだけ世界中巻き込んで真剣勝負をやった人間、あんた否定できますか?その心意気汲んで裁判取下げてぇな!」と涙を流し心で訴えたそうな!
ほんならね、ハーバードもさすが教祖ですよ。
「心で話すってめっちゃええ言葉やなぁ」とアリに電話をかけ「自分、イノキのことを好きやって言うてたよな?
アリ「うん、リスペクトしてるよ」ハーバード「ほな裁判これで終わり!」
あんたら二人も抜群に男前!😆
ここで更に踏み込む新間氏は「もういっこ、次のアリのタイトルマッチに猪木夫妻を招待してほしいんですわ!」と。ハーバードも即「うん、ええよ!」って答えるんやから!😆
でまた絶対ごちゃごちゃ言う取り巻きを一喝したであろうハーバード、素敵やん!
その実行力、熱き魂たるや、いつかこの猪木アリ戦のドラマをキッカケから実現に至るまで試合後の手打ち、猪木引退試合やらまで全部含めてドキュメント映画にして欲しい!
これだけで一区切り付けられるのに、その後もタイガーマスク誕生やIWGP構想、そして名言「プロレスブームではなく新日本プロレスブームだ」
あとやっぱり忘れちゃならないUWF旗揚げね。
「私は既に数十人のレスラーを確保した」にしても真ん中に来る!?
如何に新間寿の手腕・影響力があったか分かろうと言うもの。
過激な仕掛け人、過激どころか戦う仕掛け人のイメージだ!
"過激な仕掛け人"と"過激なアナウンサー"こと古舘伊知郎氏のコンビネーションでそりゃあもう楽しませてくれました!
新間さん、つい先日3.19リアルジャパン後楽園大会でご挨拶されました。
「私は85歳になります。毎日ローラーを30回、10セット。ワンダーコア100回を6セット、ヒンズースクワット10回10セット、斜めの腕立て伏せを600回、その肉体に、コロナウイルスが来るでしょうか!?」
ワンダーコア600回で締めかと思ったらスクワットに斜め腕立てまで!コロナ以前に身体作りとその仕上がりに驚愕!
「我々の6m40のリングの中で戦う人たち、そしてそれを見守る人達の力の前に、コロナなんて風の前の塵であります!」
そうだそうだ!俺たちはずっと戦ってきたんだ!
あれ?知らぬ間に新間ワールドに引き込まれててる!恐るべし85歳!
そりゃWWEも殿堂入れちゃうぜ!
ちなみに、声優の高山みなみさんは新間さんの姪っ子だ!
今日もプロレス最高っ!