こんにちは
雨っ降りにしょんぼりな金子です

先日、品川で行われた東洋療法推進大会に進入してきました
なんともマニアックな講演会ですよね

食道癌専門とする帯津良一先生による先生の講演と
ハンマー投げ室伏広治さんの姉の室伏由佳さんの講演でした

帯津先生は外科の先生で、食道癌を専門にしています
癌は死と隣り合わせ
先生は患者さんを通して、死と見つめ合い考える事が多くあったようです
考える中で、死を間近に迎える患者さんに対等に立つには、自分自身が死に近い存在になること
余命宣告された人より死を近く感じることによって、その患者さんの苦しみ、もどかしさなどを知ることができるとも

そう思う事で、医療人は哲学の知識ぐないといけないと考え、中医学の道に入ったようです

先生の病院では、太極拳をするなど、呼吸法を大事にしているそう
白隠は坐禅で倒れるものは呼吸がなっていないということで、呼吸法を徹底したほど
虚空と一体になる
  虚空 命がかえるところ
さっぱりわからないでしょう 私はさっぱりです
虚空とは目に見えないエネルギーが沢山あるという場
大きな場から小さなな場は影響するけど反対は難しい
今の医療は小さな臓器をみてその人間そのものを見ないから、病気を治せないというものらしいです

丹田呼吸法や八光流柔術など、呼吸を大事にすることで虚空と一体となり、結果病気が治り、健康な生活が送れるそうですよ

その先生が推奨するのが、
貝原益軒著の養生訓
鍼灸の学校の教科書に出てくる先生ではないですか
とっても難しい本なので解説や図解本が出るほど
先生の本もありました
図解雑学 養生訓
益軒先生というより、仏教の唯識論がメインでしょうか
私は仏教徒でありながら、知識は中学生止まりで未熟です
ですが、心が大事ってことですよね

先生は朝方2時に起床、5時には病院の道場に入り、夕方18:30には夕食
毎日が最後の晩餐だと思うことにしてるから、その夕食はお酒と旬のお刺身とお豆腐を召し上がるんだとか
なんでもかんでも我慢は良くない、
それでいて心が健康なら身体がついてくるってことなんでしょうね