昨年の東大寺に続き、音舞台を観に妹と行ってきました。

今回は京都市右京区の世界遺産「仁和寺」で開催され、とても良いお席で観ることができました。

 

 

時間があったので、普段は非公開となっている仁和寺観音堂の観音障壁画を拝見し、宸殿から北庭越しに五重塔を眺めたりしながら開場を待ちました。

 

 

東大寺では途中から大雨が降り出し、大仏殿の大屋根から落ちる滝のような雨ばかりが印象に残っていますが、今回は日が沈み出し涼しい風に吹かれながら楽しく観賞することができました。

 

東儀秀樹さんのご子息の初舞台とかでしたが堂々たる舞で、祖母の九十九さんとの東儀家三代初共演が観られて感動しました。

 

一番楽しみにしていたのがサラ・オレインさんの歌声で、特にベンヤミン・アップルさんと歌った「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は素敵でした。

 

迫力のあるセルゲイ・ポルーニンさんのバレエや反田恭平さんのピアノ演奏、そして別世界に誘ってくれる大竹しのぶさんの朗読など見応え満載の舞台でした。

 

仁和寺に行く前に京都文化博物館で、東京富士美術館所蔵の作品を集めた「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」に立ち寄りました。

 

 

北斎・広重・若冲・応挙などの作品を間近で見ることができ、甲冑や日本刀や工芸品も出展されていて、少し足を延ばした甲斐がありました。

 

まだまだ日中は暑い日が続いていますが、夜になると虫の声も聞こえ少しだけ秋を感じることができるようになりました。

いろいろなジャンルの芸術に触れることができた充実した一日でした。