いま、NHKで『対決』というドラマが放映されています。
ある医大が入試で女子の点数を意図的に下げているという情報を耳にした、
女性新聞記者と、隠蔽しようとする医大の対立を描いた作品です。
女性記者は自らも新聞社内で性差別を受けていたこともあり、
社会的正義感から、この件を報道しようとします。
しかし、背景には医師不足というなかでの女医の問題が存在します。
せっかく医師免許を取得しても、結婚や出産で早々にリタイヤしてしまう。
なので、どうしても男性医師のほうが望ましい。
これはドラマではなくて現実問題なのです。
私の周辺にも、そんな女医を苦々しく思っている医師は少なからずいます。
たとえば、東京女子医大の場合、医大生の人気は眼科や皮膚科。
眼科は「患者が死なない」、皮膚科は美容整形で将来稼げる。
小児科(親がウザい)や産科(夜中でも呼び出される)は、不人気とか。
でも問題は、女性であっても医師として働き続けられる環境。
一般的な「子育て支援」では対応しきれない「士業」ならでの困難さ。
その点では、私がいた建築設計事務所も同じような感じでした。
