今まで、数え切れないくらいの嘘をついてきた。

その内容は、別に誰かのことを陥れるようなものではなかったし、ごく個人的なものだ。

そして、そのいずれもバレていない自信がある。(自信というのも変な話だけど・・)

 

俺が生きていくのに、「嘘」というものは必要不可欠なツールだった。

親が相手だろうが、数少ない知り合いが相手だろうが、

嘘の自分を創りあげることで乗り切ってきた。

 

皆、嘘は少なからずついて生きていることだろう。

100%自分自身をさらけ出して、堂々と生きている人間なんていないだろう。

ただ、100%嘘な自分で生きている人間もいないだろう。

 

俺が100%嘘をついて生きている人間か といえば、それは違うと思うけれど、

限りなくそれに近いんじゃないかとも思う。

俺のこの日々のなんとなくある心苦しさが、それを証明してるんじゃないかな・・

 

「俺」を知っている人は、俺しかいない。

他の誰も、肉親だろうと知り合いだろうと、「俺」を知っている人はいない。

ただ、俺が作った「俺」を、眺めている。

 

でも、せっかく創ってみた「俺」なのだが、すごく不完全だ。

元がこんな風だから、バージョンアップしてもたかが知れている。

だけど、俺はそんな「俺」にすがって生きている。

 

虚しい。

何が言いたいかって・・そんな自分創らなきゃよかった。