(はじめに..又又,大賞関連記事です)
・先日(12/1)のblog記事「木下龍太郎先生・弦哲也先生と水森さん」では作詞家・木下龍太郎先生の偉大さ(別格,神様的存在)を述べさせて頂きました。
・本日は,作曲家・弦哲也先生について述べたいと思います。
*先日(12/4)の第47回日本作詩大賞で氷川きよし君歌唱の「ちょいときまぐれ渡り鳥」が作詩大賞に輝きました。
*作詞家・仁井谷俊也先生(作曲:宮下健治先生)の作品です。
*この作品で大賞を受賞された仁井谷俊也先生はノミネートされた12作品中,次の3作品を作詞されています。
①ちょいときまぐれ渡り鳥(大賞受賞曲)
・作曲:宮下健治
・歌唱:氷川きよし
②島根恋旅
・作曲:弦哲也
・歌唱:水森かおり
③この世は女で廻るのよ
・作曲:岡千秋(編曲:伊戸のりお)
・歌唱:中村美律子
○水森かおりさんファンの皆さんが大賞又は優秀作品賞をと期待した「島根恋旅」は,水森さんの曲を沢山手掛けているお馴染み,作曲家・弦哲也先生の作曲によるものです。
《さて,ここで問題です》
*第47回日本作詩大賞のノミネート12作品中,弦哲也先生は「島根恋旅」を含め何作品を作曲されているでしょうか?
《答え》
1作品→ブブー
2作品→ブブー
3作品→ブブー
4作品→ブブー
5作品→ピンポーン!(正解)
*弦哲也先生は,12作品中5作品(41.7㌫)も作曲されています。
*作詞家・仁井谷俊也先生も凄いですが,作曲家・弦哲也先生も凄いの一言です。
*以下は「弦哲也先生」作曲の5作品です。
①島根恋旅
・作詞:仁井谷俊也
・歌唱:水森かおり
②冬子のブルース
・作詞:池田充男
・歌唱:増位山志太郎
③昭和男唄
・作詞:さわだすずこ
・歌唱:山崎ていじ
④有明海
・作詞:田久保真見
・歌唱:北山たけし
⑤祇園のおんな
・作詞:高田ひろお(編曲:前日俊明)
・歌唱:川中美幸
○日本作詩大賞は演歌,歌謡曲の作詞家に贈られる賞であり,作詞家が注目されるのは当然です。
○私は,歌に関してはまったくの素人ですが,歌は作詞家,作曲家・編曲家,そして作品を歌唱する歌手が相まって出来上がるものではないか,と思います。
○12作品中3作品を作詩された作詞家・仁井谷俊也先生,そして12作品中5作品を作曲された作曲家・弦哲也先生の凄さに改めて気付きました。
○弦哲也先生が,これまでに作曲された曲は2,000曲を超えるとのこと,1986年から作曲活動に専念(後述),作曲活動期間が2014年までの28年間として...
2,000曲÷28年=71.4曲(1年間)
→毎週1曲以上を作曲されている計算です.
(もう,凄いと言うほかなし!)
《弦哲也先生と水森かおりさん》
*作曲家・弦哲也先生が手掛けたかおりさん歌唱の作品は42曲,かおりさんの歌手生活の転機になった「東尋坊」以来,今年の「島根恋旅」まで,かおりさんのご当地ソングは全て弦先生が紡いでいます。
*作詞家・木下龍太郎先生と作曲家・弦哲也先生のコンビによるかおりさん歌唱の作品は15曲
(木下先生は,かおりさん歌唱の17作品を作詞→12/1のブログ記事「木下龍太郎先生・弦哲也先生と水森さん」のとおり)
*作詞家・仁井谷俊也先生と作曲家・弦哲也先生のコンビによる,かおりさん歌唱の作品は,次の6曲
①隠岐旅情(2014)
②島根恋旅(2014)
③幸※せに寄り添って(2010)※人偏の幸
④安芸の宮島(2009)
⑤北陸ひとり旅(2008)
⑥哀愁紀行(2002)
(2014.12.1現在)
【作曲家・弦哲也先生】
「Wikipedia」によると,弦哲也先生は...
・千葉県銚子市出身,1947年生まれ.
・1965.8東芝レコードから歌手デビュー.
・1968年,弦哲也と改名.
・1986年,作曲活動に専念.
・作曲数は2000曲を超える.
・日本作曲家協会常任理事
(インターネット画像・弦哲也先生)
第47回日本有線大賞(12/20)のノミネート作品「島根恋旅」
・作詞:仁井谷俊也
・作曲:弦哲也
・歌手:水森かおり
(追記)
*記事中誤り等があるかもしれません。この場合は適宜ご訂正をお願いします(笑)
*弦哲也先生の偉大さに感動しブログ記事化したくなりました。
(九州人の私をなんと“おとっつぁん“呼ばわりする(-- )○○のこぞーさんも後押し)
*かおりさんのお父様と弦哲也先生はかおりさんが小さい頃,飲み仲間だったとのことです。人と人の不思議なご縁を感じます。
*徳光和夫さん司会の「トクセン!!新・演歌の女王水森かおりに注目!ヒット連発の秘密とは?」(私の永久保存版)などを観ても,改めて弦哲也先生と水森かおりさんの切っても切れない関係を感じます。
(北見のマー君さんも,同じ思いでしょう)
*この番組に登場する作曲家・弦哲也先生を見ると作曲家である前に,人間味溢れた温かいお人柄に思え,人としても尊敬せずにはおれません。
〔最後に..〕
☆春野すみれさんが作詞家・木下龍太郎先生を「別格,神様」のような存在と評しておられましたが,まさに作曲家・弦哲也先生も同様だと思います。
☆平成26.12.20(土)の生放送第47回「日本有線大賞」(TBS系JNN系列全国ネット)において...
弦哲也先生作曲(作詞:仁井谷俊也先生)のかおりさんのご当地ソング「島根恋旅」が大賞に輝くことを全国のかおりさんのファン(ブログ仲間)の皆様とともに祈っています。