こんにちは、木谷卓哉です。

赤ちゃんの寝かしつけについて勉強していました。

 

今回読んだ本は、主婦の友社 出版の

『0〜3才 寝かしつけまとめ。』

 

寝かしつけの方法がいくつも書かれています。

 

寝やすさは赤ちゃん一人一人違うので、どれか一つは効果があるものに出会えるかもしれません。

 

その中にある『入眠儀式』の一つが、寝かしつけにも効果があるだけでなく、大人が日々のご縁を味わい、経験を整理するのにも非常に良い方法でした。

 

それが、

「今日起こったことを物語風にして話しかける」

というものです。

 

「◯◯ちゃんは、7時に起きました」

「"おはよう" が上手に言えるようになりました」

「にっこり笑顔ができるようになりました」

 

眠る前に絵本の読み聞かせをするように、今日のことを目覚めから話しかけます。

 

子どもを寝かしつける場合は、静かに・淡々と話すのがポイント。

絵本を読む時のように抑揚をつけて読むより、淡々と話す方がいいそうです。

 

物語の終わりの合図は、

「大好きだよ」

です。

 

今のところ、これがかなり効果があり、この一週間ほど継続しています。

 

現在絶賛成長中の赤ちゃん。

一週間経つとまた別の寝かしつけが効果的になるかもしれないのですが、寝かしつけに困っている方は、試してみてください。

 

このように、赤ちゃんには『したこと・できたこと』など「行動」を伝えて物語を作っていきます。

 

それに対して、大人が日々のご縁を味わい、経験を整理する場合は感情や思考も含めて物語にしていきます。


「今日は目覚めがよかった。早寝早起き、腹八分を実践している効果を実感」

 

「"ありがとう"と言われて嬉しかった。喜んでもらえるのは嬉しい。こちらこそ役に立たせてくれたことに感謝」

 

「信号が赤でイライラした。時間に余裕がないと些細なことで苛立ってしまう自分がいる」

 

何に喜び、何に不満を感じたのか

どんな経験をし、その時、何を考えたのか

 

行動とともに、その経験を通して感じたことや考えたことを物語にすることで、自分が何にどう感じたのかを整理することができます。

 

これは、本や映画と同じです。

 

本をただ読んで終わりにしたり、映画をただ観て終わりにするのではなく、

感想を話すことで、自分が印象に残っているセリフやシーンからどのように感じたのかに気づくことができます。

 

私たちは日々、いくつもの経験をしています。

 

1日(=1,440分)ある中で、物語にできるのは少なからず印象に残っていること。

 

その経験から感じたことや考えたことを整理することで、経験値にすることができます。

 

慣れるまでは、嬉しいことや感動したこと、自分の幸せや素敵に思った人などにフォーカスするのがおすすめです。

 

恐怖や失敗したことは、覚えようとしなくても覚えているものなので。

 

考えたことが眠っている間に脳が記憶すると言われていて、

ご機嫌な状態、安心した状態で眠る方が目覚めがよくなります。

 

経験値として自分のものにすることで、好きならより突き詰めたり、苦手ならより回避するようになったり、自分のことを知ることや、選択する時の自分の軸にすることができます。

 

「毎日が同じことの繰り返しに感じてつまらない」

「嫌な事に目がいき、不平不満をよく言ってしまう」

 

そんな方は歯磨きのように、一日を締めくくる儀式の一つとして試してみてください。


あなただけしか味わえない特別な物語がありますから。

 

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