たまにここにも書くことがあるが、
医道を生きるものも、健康産業に従事しているものも同じだと思うが、
結局人間には寿命もある事から、
最終的に命を救うことができないという点においては
この仕事をスポーツの試合に例えれば、
結局この試合は負けゲームだ。
時と共に 肉体は滅びるように決まっている。
重力に従って ほっておけば必ず地面に向かって縮む。
その必然性に対して
自分らは時間稼ぎをする事しかできない。
だから寿命に対しての勝利は永遠に
自分らにはない。
でも何とか1日でも長く皆さまがお元気に
少しでもその関節が動くように、
少しでもそのコリが少なくなるように、
と、手を変え品を変え最善を尽くす。
そう、自分はどこまでも手技療法、
切ることも、薬を与えることも、
取り外して洗って返すこともできない。
武器はなく素手のみ😳。
ふっ と、、、
むなしくなる時はある😅。
素手で戦う施術者としての最善策って何だろう、、。
永遠のテーマでもあるかもしれないが、結局は、、
「捉らえて、あとは祈る。」
という事ではないのか。
ま、素手じゃなきゃできない事があるんだ。
だからこうして今までやってこれたのだ、とも思う。
自分が施術家として独立した時のテーマは
自分の施術がその人の日常に溶け込んだ
生活必需品たるべく努力する。
だった。
自分のこの手は生活必需品になれているだろうか。
こんな時世だからこそ
そんな事をぼーっと考えたりする。