ライフオーガナイザー®️の佐藤たまきです。
昨日、facebookのライブに初参加しました。
シニア生活環境オーガナイザー®として、親の家の片付けのコツを話して欲しい。
東京のライフオーガナイザー®️Precious daysの谷 歩さんからの依頼でした。
当日のライブは、YouTubeで見ることができます。
初めてfacebookライブ。
緊張してしまい、うまく伝えることが出来ませんでした。
と、いうことで、伝えきれなかったことをお伝えしようと思います。
シニア生活環境オーガナイザー®の資格を取得した訳
ライブの中でもお話したように、父を自宅介護、のちに看取りを経験したことが、ライフオーガナイザー®になったきっかけです。
私の実家は牡鹿半島の付け根、離島の網地島です。
癌の末期、ターミナル期を迎えていた父が暮らすには、全てにおいて、不安な場所です。
歩けなくなり、網地島に帰ることを断念。
私の家で、暮らすことにしたのです。
車椅子・介護用ベッド・手すり・次々と搬入されました。
介護用のおむつや、日常の消耗品もどんどん増えていきます。
父の状態も1週間単位で違ってくる。
その度に家具を動かし、最善の方法を考えました。
ベッドから起き上がれなくなってからは、ますます、大変に。
常に、誰かの顔を見ていたかった父。
そのため、一度セッティングした介護ベットの向きを変えるという荒業。
訪問入浴のスペースの確保。
以前私は、介護の現場で働いていました。
訪問入浴も、訪問看護も、どのように進むのか。
基礎知識だけは持っていたのです。
親が倒れた、病気の悪化。交通事故。
要介護状態になることは、ある日突然やってきます。
家の事まで手が回りません。
それでも、時間は待ってくれないし、介護用品は確実に増えます。
我が家のように、その時の状態によって、家具の入れ替え、撤去なども必要になるかもしれません。
そんな時、お手伝いができたら、自分の経験が活かせたら。
困っている誰かのために役に立てるかも。
そう思って、シニア生活環境オーガナイザー®の資格をとりました。
「親の家の片付け」講座について
親の家を片付けたいと思っている方向けの、初級編になります。
親の家を片付けるコツを知ることができます。
現在、1月の開催に向けて計画中です。
ご興味のある方はホームページをご覧くださいね。
残された親との時間を大切にして欲しい
ライブの最後に、ゆかこちゃんがおっしゃっていました。
「まだ実家の片付けができるということは、幸せなこと。」
「親子が元気なうちに片付けよう。」
本当にそうだと思うのです。
親が倒れてしまったら、一緒に片付けることもできません。
大事にしていたものは何なのか。
コミュニケーションをとって、親との時間をぜひ、大切にして欲しいと思います。