次の日子供の頃から憧れていた78枚入りのタロットカードが届きました。
やっと手に入れる事ができた嬉しさで
ワクワクしながらさっそく一枚一枚じっくり眺めます。
その日からカードと同時にタロットカードの本を読み込む事が始まりました。
なんとなく絵から感じるものと
カードの説明と
イメージを
頭で合体させていくのは
とても楽しいものでした。
でもまだ私には占えないんじゃないかという不安から
スプレッド展開の所を読んでも実際にやってみようとは思えず、
しばらくはタロットの本を読んだりカードを眺める日が続きました。
その時、自分がしようとしていた仕事についてどうしても色んな判断がつかない事があり
藁をもすがる思いでタロットを引いてみることにしたのです。
初めてケルト十字法のスプレッドを展開してみました。
驚きの結果でした。
自分の心や置かれている状況、少し前の過去の事。
なんとなくどころかそのものズバリと言ってもいいカードが出てきました。
びっくりしかありませんでした。
すごい!!
友達に連絡をとり、もし何か占って欲しい事があったらざっくりとした事でもいいから何か占わせて欲しいと笑笑
怪しげな連絡をし、でも普通に受け止めて
占わせてくれたのも
今考えると恵まれていた事です。
友達の今の状況は?とざっくりした聞き方でしたが、カードはまた答えてくれたのです。
友達の今の知りたい事から総合的な結果まで不思議な程スラスラと言葉が文章になって出てくるのです。
結果を送信し、
そして友達から返信を待ちました。
そこには当たっていてびっくり、
ありがとう!
今の心の状況がそのまま形になって認識できて改めて考えるいい機会ももらえたというような
返信でした。
役立てて、心を形として客観視できる手伝いを出来た事に喜びを感じました。
ですが、これはカードが教えてくれたのであって、
自分の力と勘違いしてはいけないなという感覚。
おごりの心を持たずに道具として使えば、とてもよい物だという確信からくる気持ちでした。
タロットカードと私の関係は
形として目に見るのは難しいものを
私が鏡のように映す媒体となり、
そして目に見えないものを読み取って知りたい誰かに伝えるという事です。
今まで本からの文字だけにとどまらず、
生きて行くために読み取らざるを得なかった周りの人達の顔色だとか、空気の変化
そういった目に見えないものを読み取っていくことに必死で
周り対してどうしてこんな風に敏感すぎるのかと悩んだ事もありました。
でもそういった事が逆に
役に立つのかもしれないと少し未来の可能性に嬉しくなったのも事実です。
自分とタロットカードの関わりに確信を持てるようになったきっかけのお話です。