第1025章 ☆男が白なのかは不明だけれど☆ | yamaoka.seigetsuの孤独なHEART

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日々の出来事。

 想ったこと。

    拙書の紹介。                      
 

 『どん底に沈みこんでも根のある人は、どんなところからでも、どんな困難な状態からでも這い上がることが出来る』
       

 先日の出来事である。

 まあ、出来事というには大げさで意味が違うかも、だけど。

 或る得意先ともいうべきお得意様の会社から中継地点に帰る途中の出来事である。

 通りすがりの植え込みが自然に瞳に入ってきた。

 其処には綺麗な花たちが自分の綺麗さを誇る様に、競いあう様に、咲き誇っていた。

 よく紅一点と男性の集まりの中のたったひとりの女性を指して言うことがあるが、
まあ、最近はそうと決めつけるのはどうかなという意見もあるけど。

 赤い花が鮮やかに咲いていた。

 うん綺麗だね。

 まるで女性に言うような気持ちで、心思の中でつぶやいた。

 数秒間見ていて、あることに気がついた。

 真ん中の中央に、白一点が。

 白が男性とは言えないけれど、男性をイメージさせる白が咲いていた。


 白一点が見事に咲いていた。

 何だか、嬉しそうに微笑んで咲いている如く感じた。

 やはり、白は男なのであろうか?



 では、今宵も、孤独なHEARTを抱きしめて···