読み終えて見たけれど···
軽微、期待を裏切られた様な···
そう、あの小説、『天国までの49日間』での話である。
主人公からは、死んでしまった悲しみは伝わってきたけれど、天使まで登場させておきながら、何故、生き返らせてほしい、もう一度時間を巻き戻してほしいと、言わなかったのか。
其れが叶わないとしても、言うべきは言うべきだったと想う。
そういうシーンがひとつもなかった。
凄く真面目な小説だったのだが、其処が何か、肩透かしをくらった様な···
ゴースト ニューヨークの幻の様なシーンはあるにはあったけれど。
ちょっと何処か、ずれている様な···
そんな風に想ってしまいました。
話は変わりますが、『一度見ておいたほうが良い』
そう言われていた映画がある。
早速まだ上映しているか調べてみると、其のタイトルの姿は何処にもなたった。
あ∼、もう終わったか∼。
DVDが出るか、テレビで放送されるのを待つしかないか。
そんな想いを頭の片隅に置きながら、次に読む小説を探しに書店に行った。
店内を見て回った。
ひとつのタイトルに瞳が止まった。
『一度見ておいたほうが良い』
そう言われていた映画のタイトルが、そこにあった。
『スマホを落としただけなのに』である。
北川景子氏出演のあの映画である。
現実でも、スマホを落とすというのはよくあること。
スマホを落としただけなのに、どんな出来事、運命が待っているのだろう?
では、今宵も、孤独なHEARTを抱きしめて···