戸惑いながらの甘味日和㉛ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。






⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m


•*¨*•.¸¸🍫*・゚ニノ過去回想


病院に着き…適切な処置を受けた智…

体内に取り込んだ薬物は…
幸いにも臓器に影響を及ぼしては無かった

治療を続け…体の方は早い回復をみせた。

問題だったのは……心の方

【心】というよりは……【記憶】


加害者として記憶を上書きされている智

俺達は 事実を智に聞かせた。

智の記憶は…無理やり作られたモノだと…

何度も…何度も…根気よく…


だけど…1度刻み込まれた記憶を新たに塗り替えるのは、容易ではなかった。


智は…子供の頃から記憶力は良い。

智の記憶の仕方は…見聞きした事を脳内に映像としてメモリしていく。

膨大な映像の記録に、頭がパンクしないように…
記憶のメモリを仕舞う部屋が脳内にいくつかある。
と智から教えて貰った事があった。


そして…
今回の和馬から吹き込まれ続けた【嘘の記憶】
智の脳内で映像化され記憶されていた。

智の創造力の高さが 今回 裏目にでた。

和馬からの言葉を自分の中で、リアルなモノに創りあげていた。

…匂い…手触り…など、五感の全てを精巧に。

逆に…本来の現実の日々の方が…夢のように靄がかかったような状態でしか憶えていなかった。

本当の現実を正確に憶えていたのは夏の終わり

やせ細った姿で現れ…〃友達が出来た〃と俺達に告げ別れたあの日までの記憶が最後・・・・

その後に、おそらく何処かに囚われて洗脳を受け続けていたんだと思う。

そうなると……あの病院の中庭で智は

“助けて欲しい”と言った。犯人をみつけてって。

自分が犯人だと思い込んでた智は、自分自身の罪を俺達に見付けさせ…警察に突き出して貰おうとしてたんじゃないのかな。

もしかしたら…何度も 警察へ自首しようとしてたのかも知れない。
その都度…和馬に邪魔されてたのかも。

今となっては……憶測するしかないけれど。
                     (智は…細かくは話してくれないかったから💧)



***********


智の入院生活が3ヶ月過ぎた頃…

良い転機となった出逢いが訪れる。



表面的には…だいぶ回復してきていた智

屋上に上がっては…病院から見える風景をスケッチするのを日課にしていた。

俺と雅紀も…冗談や馬鹿を言い合いながら智の隣にずっと付き添っていた。

そんなある日… ガタイの良い女性?が近付いてきて

『アンタたち⤴︎︎⤴︎︎︎ほんと毎日毎日…
きゃっきゃっきゃっきゃ うっさいのよ〜』

言葉とは逆に…満面の優しい笑顔で話しかけた


この人が……現:オルテンシア🍷のママ 

この人との出逢いから…智は飛躍的に快復に向かって行く事になる。

 ⚠️(ママと智のエピ……それは別の機会に…)


その後…智は無事に退院をし…大学へ復学をする。


二年に上がり、夏に入る頃…

ママが…仕事の兼合いで〃スペイン〃へと行く事になる。

智も…大学側へ 語学留学の申請を出し…ママと共にスペインと渡って行く。

俺達も…休みが出来れば、スペインに居る智の元へと遊びに行った。

逢う度に……心の快復を見せてくれた智。

2年間のスペインでの留学生活を経て、日本へ帰国した智。

あの事件の傷も、すっかり癒えたのではと思えた程に…智は自然に笑えるようになっていたんだ。


帰国後…残りの大学生活を過ごし…

無事…俺らと共に卒業🎓🌸を迎えた智


歓びに満ちたその日に 水を差す事がおきる


現在の智を悩ませてるトラウマは……

あの大学1年の時のあの事件よりも・・・・

大学卒業を迎えた…この日の方なんだと思う😢




•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m



ニノ回想…後1話です✨
翔君をお待ちの皆様…後…暫くお待ちください❤


スペインへの留学…
〃とまどいシリーズ〃の中盤で…少しだけ触れています。
やっと…繋げられて紫陽花的には…ホッ😌💭


⚠️オルテンシア🍷のママとの出逢い編&留学編は…
いつかまた機会があれば 🆙したいと思います(*^^*)