⚠️ こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみ お進み下さい( . .)"
•*¨*•.¸¸🍫*・゚ニノ回想〃
12月に入った頃…智が俺の家にやって来た。
『ニノ…会わせたい人が居るんだ。
相葉ちゃんと一緒に…明日○○病院まで来て欲しい。』
『お前!今までどうしてたんだよ!!
俺達がどれだけ心配してたか💢💢』
『ゴメン……。ニノ………本当にゴメン。
助けて欲しいんだ………。』
『助ける?』
『……勝手言ってゴメン…。都合良い事言ってるの分かってる。頼むよ……助けてくれ…ニノ』
長くなった前髪で表情が見えなかったが…
怒り…憎悪…哀しみ…
負の感情が 入り交じった表情をしていた。
何かしらの問題を抱えた智は、ギリギリまで独りで奔走していたのだろう。
そして……独りで抱え込めない状況になった。
コイツの事だ、俺達へ迷惑をかけまいと隠れて動いていたのかも知れない。
それは…腹立つ💢が……
今こうして…来てくれた。
智が……最後に 頼ってくれた。
それが…… 嬉しい。
『当たり前だろ。っていうか…おせぇーわ!
今から行く?』
『うん。早い方が良い。』
『雅紀に電話してやってくれよ。心配してる。
俺…車のキー取ってくるから。』
俺がキー🔑を取りに家に入ると同時に、智が雅紀に連絡を取った。
そして…連絡を受けた雅紀…
もうスピードで駆け付けてき…智を強く抱き締めた
*******
🏥🚗³₃ 病院に 着き…
智に連れられ病院の中庭へ行く。
誰かに電話する智……
病棟の方から、こちらへ向かって来る♿車椅子を自分で漕ぎ…近付いてくる男性
『和馬!』
和馬と呼び…駆け寄る智。
車椅子の後ろに周り…
♿押してやり…俺らの前に付けた。
『ニノ…相葉ちゃん。 この人は 和馬。
前に話した僕の友達だよ。』
『はじめまして。和馬です。智さんにはいつもお世話になっています。』
どこか哀し気に微笑む車椅子の青年。
和馬?
執馬に会わせるんだと思っていて俺らは戸惑いを覚える。
そんな俺らに智が……
春過ぎからの事の顛末を説明をし始めた。
******
夏前……智が友達が出来た。と言っていた。
その友達は……執馬 では無く…和馬の方だった。
和馬とは 〃LGBT〃が集まるサイトで知り合う。
学生時代…偏見から同級生達と馴染めなく虐めにあっていた境遇や…本来の自分の性格を押し殺して、静かに暮らす現状を選んだ智と、かなり似た生活を送ってきたという和馬。
ネットの掲示板の中だけのやり取りは、実は高校の時から続いていたらしい。
大学生になり…
1つ上の学年に 和馬が在学している事が分かる。
大学構内では、双方関わる事はしなかった。
視線を交わし…小さく会釈し合う程度
二人は…同じくLGBTのサイトで知り合った執馬の店に集まるようになったらしい。
智は当初…ハッテン場である事は知らず、
普通のライブハウスだと思っていた
何度か通ううちに…ここに集まるのは自分と同じ者ばかりである事を知る。
そのライブハウスに行く度…凄く心が開放的される気がしたらしい。
差別や偏見の目に晒され積もり積もった鬱憤が通う度に少しづつ晴れて行き…
今まで押し殺して来た欲望のようなものが溢れてくるようになったらしい。
性への関心も高まり…知識も与えられた。
智の最初の相手は……和馬 と 執馬
立ち位置の違う二人から 手解きを受ける。
もちろん…智と2人の間には恋愛感情は無かった
欲を 吐き出す為の レクチャーを受けたに過ぎないらしい。
だが…和馬と執馬はその後…恋人同士になる。
それからは…二人が付き合い初めた事で智は…
店で出会った奴と気が合えば…ホテルへと繰り出し…欲を吐き出すようになる。
どうして…そこまで 性に溺れたのか。
本来の智の本能的な何かが開花したのか…
若気の至りで片付けられる事でも無いが何か智の中で変わったんだと思う。
ただ……ひとつ。
理性を取っ払い、性へ貪欲となったキッカケとなったのは
ライブハウス内で使われていた…〃シーシャ〃
水タバコだという。
ふと…智の身体から馴染みのない甘ったるい匂いがした事を思い出す。
本来…違法性の無い合法の シーシャ
アンダーグラウンドな人間も出入りする、そのライブハウス。
違法性のある 葉 をワザと混ぜる物が現れる。
更なる昂揚感…興奮… 内面的な快楽(ハイになる)
を 求めて 真似して使用する者が増え…違法性の高い葉が乱行していた。
智は…違法性のあるモノは、直接 使用はしていなかったらしいが…狭い部屋の中で一緒に居た事で間接的に吸ってしまっていたのだろう。
当初は……何も知らなかった智だが、次第に異常性に気付く。
自分のしている事への罪悪感もあったんだろう。
店への出入りを辞めようと…和馬に話しをした。
和馬も賛同してくれた。
だが……その 3日後。
和馬が 意識混濁の状態で発見された。
現在…意識は戻ったが…下半身に痺れが残り歩けないという。
和馬は…何者かに襲われたのは事実。
だが……襲われた前後の記憶が抜け落ちており、犯人が分からないままらしい。
********
『俺らに助けて欲しいっていうのは…なに?
もしかして…犯人探し?』
『うん。確証が欲しい…
ニノ、相葉ちゃん!力を貸して下さい。』
確証が欲しい……そういう智。
智の中で犯人の目星は付いているようだった。
•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m
思ったより回想長くなりそうです。申し訳ありません。
甘味どこ行った?って感じですが💦💦
引き続きお付き合い下さいませ。
🚗³₃(`・3・´)ฅ 智くーん!!すぐ 帰るからねー!
⚠現在の翔君……智君の元へ急ぎ帰ってる頃かな?
まだ、ご両親に智君との馴れ初めを話してる頃かな?