戸惑いながらの甘味日和㉕ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。







⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m




•*¨*•.¸¸🍫*・゚ニノ語り



小  中  高  と 智と一緒に過ごして来た俺ら。

智は人の目に捉えられやすい

良くも悪くも……    

好意的な目を向ける者も多くいる中で 、

悪意を向ける者も多かった。

自分達とは違う異質な者を嫌うやつ。

嫉妬……妬みの感情を持つやつ。


そういう奴らの視線や言葉に上手く対応出来なかった子供の頃の智

とりわけ…女子からの好意や悪意に傷つけられる事が多くなる。

【  LGBT  】  と言う言葉が世間に浸透し始め

智自信も それを自覚したある日


学年で1番人気があると言われていた女子が

智に告白した。

馬鹿正直に…
LGBTである事を理由に告白を断った智

そして案の定……

それがキッカケで…噂を広められ…差別や虐めに合うようになる。


その頃から…智は俺ら以外に素の顔を隠すようになった。

高校に入ってからは、人前で笑う事もしなくなる

黒縁の眼鏡をかけ…無表情を貫き学生時代を送った

それは…現在も続いてる。

智は…仕事場では感情を出さずに淡々と仕事をこなし、必要以上に人と関わらないようにしている

現存するプライベートの友人は…智子に扮した時のもの。

基本…オルテンシア🍷の店経由のゲイ仲間


あの事件があってから…〃大野智〃としての新たな交友関係を築くのを拒否してきた智


だからこそ……
櫻井さんに自ら接近した智はレアだった。

智が自ら望んで近づいた櫻井さん。

智が幸せになる道を自分で進んでくれた事が

俺達は嬉しい。

だから………櫻井さんとの未来だけ見てくれよ。


過去なんて……振り返るな…頼むからさ。



******回想 **


8年前の春🌸 

俺達は 同じ大学に進学をする。

今まで、ほぼほぼ同じ時間を共有してきた俺らだったが…

別々の学部を選択した事で

10年ぶりぐらいに別の時間を過ごすようになる。

それでも…毎日会っていたし、休日も一緒に過ごしていた。

だから…智の状況は全て分かってるつもりでいたんだ。

あの男を智が連れてくるまでは……


大学に進学してからも、智のスタイルは変わらなかった。

黒縁眼鏡で真面目を絵に書いたようなスタイル

極力、人を寄せ付けないように心のガードを厚くして過ごしていたように思う。

構内で笑みを零すのも、俺らとすれ違う一瞬のみ

それぐらい徹底していた智。

そんな智を何度か心配した俺らは、智が講義を受ける教室をこっそり覗きに行っていた。

…独りポツンと座り周りからは距離を置いていた。

誰かに話しかけられても、単調に返事を返す。
会話がこれ以上続かないように…


俺らも、そのモードに入ってる智の邪魔はしない

社交的な雅紀が智に近付くと…必然的に人が集まってしまう。

遠巻きに智の存在に気付いてた連中も、ここぞとばかりに寄ってくる。

そうなると…また智は塞ぎ込んでしまうから。


智自信は 自覚していなかったが…
黒縁眼鏡で無表情を貫いていたとしても…智の容姿の良さを全て隠せてる訳では無い。


〃ミステリアスな彼〃などと言って…
密かに注目し関心を抱いてるヤツらもいたんだ。
                                                              (高校の時代から…)

あの男も… 最初こそは 少しの興味本位で近付いただけだったのかも知れない。



梅雨入りする頃には、智の大学生活のリズムが確立してきていた。

俺ら2人も自分事で忙しくなり始め…

少しづつ智と過ごす時間が減ってしまっていた。


3日と空けずに会ってはいたが…会う度に智に微妙な違和感を覚えるようになる。


『なぁ…ちょっと 智…痩せた?』

『うん。俺も思ってた。
大ちゃん会う度に痩せてるよね……。』

雅紀も俺と同様の違和感を覚えているようだった。

仕草さや服装などにも、少しづつ変化が現れ始めたのも同じ頃だったと思う。


(*‘◇‘)
『大学デビュー的な感じかな?
垢抜けするとかいうじゃん、あれじゃない?』

お気楽な雅紀はそう言っていたが、俺は智の変化に不安を抱いていた。

そう……不安を抱いていたのに 何故あの時踏み込んで智に問いたださなかったのか…


当時の俺を殴ってやりたい…






•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちください( . .)"


PS 
 何話か…ニノちゃん語りの過去エピソード回になります
お付き合いの程  宜しくお願い致します。
少々…重めの内容となるかも知れません。
ご了承くださいませ  m(_ _)m