Loveを込めたletterを君に ② | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。






チュンチュン…☀️



「(*・ᴗ・*)وヨシ    書けた!!」



ふわぁ〜\(*´Q`*)/~o○◯


ふわぁ〜         ふわぁ〜      ・・・・



欠伸が止まんねぇ〜(笑)


まっでも、無事に手紙は書けたし……

テスト勉強でも、徹夜なんてしなかったのになぁ。
机に座って、参考書開いて……次目を開けたら、朝だったΣ( ̄ロ ̄lll) のパターン(笑)



ぅぅーん♪背伸びをして財布を掴んで外に飛び出す。

こんな朝早く起きてる事無いし、コンビニでも行こっと。腹も空いたしな♪♬


数ヶ月かけて、やっと完成した〃Love letter〃に大満足で気分もアゲアゲだ ( >▽< )ฅ



部屋の外に出て、歩きながら、ふと思う


手紙書いたけど、いつ渡そう……


部屋に置きっぱなしにするのが、何となく嫌で持って来た手紙。

ダッフルコートのポケットに入れて、上からそっと手を重ねた。


「せっかく書いたんだし、今日中に渡すべきだよなぁ。」


コンビニに着いて、店表の〃ノボリ〃や〃POP〃は、Valentine  の文字 ばかり



バレンタインなんて関係ないと思ってたけど、今日、想いを伝えるなら、チョコの一つ添える方が自然かも知れない。


飲み物とパンを選んで、レジへ向かう途中

駄菓子コーナーで、立ち止まる。


馴染み深いチョコレート菓子を、適当にカゴに掘り込んでく

10円から80円ぐらいの昔からよく食べてた駄菓子屋で見かけた チョコレート達


「翔君も食べてたのかな?」


翔君は、百円握りしめて駄菓子屋にオヤツ買いに行く!とかってイメージ無いんだよな。




レジに行って会計を済ませコンビニを出る。


レジ袋の中から、パンとジュースだけ取り出して、歩きながら食べはじめた。



レジ袋の中の色んなチョコレート達


翔君と食べたら、あの頃より美味く感じるのかな?
恋のスパイスは、ナンタラ カンタラ ??


ダッフルコートのポケットから、手紙を出して、チョコ入りのレジ袋に入れる


大袈裟に手を振りながら、ガサガサ♪と〃チョコと手紙〃がレジ袋の中で踊る音を楽しみながら寮まで、ゆっくり帰った。



寮に戻って、翔君の部屋まで歩く。


「まだ誰も起きて来ないな…。」


徹夜して良かった…。

誰かに見られるのは、さすがに////


翔君の部屋のドアポスト🚪に、レジ袋ごと押し込む。


ガサガサ、ポトッ


「翔君、チョコ食べてくれたら良いな。」


手紙はさっ……まぁ、別にどっちでも







自分の部屋に戻り、布団に入った。

〃手紙を書いた〃〃手紙を置いて来た〃


俺の中では、ミッション完了


布団を頭まで被り、無理やり寝た。






•*¨*•.¸¸♡.*˚*・゚✩.*˚



昼前に目が覚め、やる事も無いのでLesson室へと顔を出した。


「……翔君は、やっぱり居ないか。
何時頃に、出てったんだろう?」



部屋の後ろに備え付けてある、椅子に座る

他の奴らがストレッチをしてるのを、ぼーと眺めていると


「智。Lesson来てんじゃん」

ニノが、俺の隣に座った。

ニノの方を見ずに返事を返した。

「もう、やる事無かったから……。」



「ふぅーーん。やる事、もう終わったんだ。
翔さん、8時頃出て行きましたよ。」


「そう。」


8時か…という事は、アレには気付いたかな?


「手紙、渡したんでしょ?」


「届けたよ。」


「あー('ᵕ'))なるほどね。届けれて良かったじゃん。きっと読んでくれてるよ。」


「だと、良いけど。」


名無しの権兵衛で出そうと一瞬考えた。

考えたけど…宛名も無い手紙、俺なら捨てるな!と思った。


封筒の後ろに、小さく〃大野〃と 記した。


苗字だけなら、男か女か何て分からないだろうし………あれ??



「ニノ……。」


「何ですか?」


「寮って、女立ち入り禁止だよな?」


「はい?女子だけに限らず、寮生以外立ち入り禁止だけど。」


「……だよな。ちなみに寮生で大野って」


「智だけ。クスクス……(〃艸〃)
苗字だけ書いたんだ。」


コイツ鋭い……ε-(´-`*)はぁ。


「俺、やっぱサボる…。じゃーな!」


「ハイハイ。じゃーね。」






Lesson室の屋上へ上がる。


屋上にある給水塔のハシゴを上がって、タンクを背もたれにして座り込む。


1人になりたい時は、ここが良い。



空を流れる雲を、ぼーと眺めて過ごした


「翔君……読んだかな?
( ゚д゚)ゲッ!って思ったりしてないかな?
男からなんて気持ち悪いって思って、チョコも捨てられたりしてな……(º▽º )アハハ…💧」



ダメだ。思考がマイナスにしか働かねぇ。

涙出そうだ(苦笑)




その時、給水塔のハシゴを叩く音がした。


カンカンカン……カンカン

音の後スグに

「大野くん。大野くん居ますか?
そこに居るのは、大野くんだよね?」


呼ばれてる?

給水塔の上から下を見下ろす。

あっ!!


「翔……君。」


手を振りながら、満面の笑顔で

「大野君。チョコレートありがとう。
手紙も読んだよ。」


嬉しそうにレジ袋を俺に見せた翔君。


「えっと……チョコ好き?
それ、俺が子供の頃から好きなチョコ菓子なんだよ。だから……えっと、その……。
翔君にも、好きになって欲しくて。
あっ、チョコの事だからな!」



「・・・・・。大野君、手紙の返事先にしても良いかな?」


「わかった。今、降りるよ。」



こんなに早く返事ってするもんなんだ。

断るなら早めが良いって事かな…。



下に降りて、翔君の前に立つ。

あー、何か怖えー。手が震えるわ💧


「あの、返事……どうぞ💦」


「手紙に何て書いたか、大野君覚えてる?」


「もちろん、覚えてます(”;)・・・」


何度も何度も書き直したんだ。
覚えてるよ、確か……


💌✩.*˚

                      Dear  櫻井翔 様



君の事が好きだ。 大好きです。

初めて君を認識したあの日から、ずっと。

友達ともまだ言えない間柄の人間に、こんな事言われても困ると思うけど。

ただ、自分の想いを君に伝えたかった。


一方的に想いを伝える手段を選んだ卑怯者を、どうか許して欲しい。


これからも、君を見守り続ける事を許可して貰えたら嬉しいのだけど。


君が助けを求める時は、スグに駆け付ける。

僕をいつか必要としてくれる日が来る事を願って、携帯番号とアドレスを残します。




HappyValentine        To 大野  


☆。.:*💌



(`・3・´)ฅ
「大野君。内容の確認をしますね。
僕達、友達とは言えない間柄だったんですか?友達でしたよね?」


Σ(・∀・Ⅲ)
「えっと…友達だったよね?
うん。友達だった。ごめん間違えた。」



「僕の事見守り続けるって……。
一方的にって事ですか?
僕の大野君に対する気持ちは無視ですか?」



口を尖らせ、少し睨む翔君。


「いやいや…無視何かしないよ💧
翔君の気持ちを尊重するつもり…です。」


そう言うと、尖らせた唇を引っ込ませ


「なら良いです。
手紙の冒頭の返事から。

僕は、初めて見た時から 大野君が 大好きです。きっと、大野君が僕を認識する前から。」


「うそ……。」


「嘘じゃないです。ずっと見てました。
大野君に近い二宮にも、滅茶苦茶、嫉妬してました。
携帯番号も知りたかった。でも、俺、携帯まだ持ってなくて…番号交換出来なかったから。」



「Σ(///□///)そう…だったんだ。」



「それが、ずっと悔しくて( ˘-з-)
今日やっと母親と携帯の契約しに行ってきたんです。1年間コツコツ貯めたお金で、やっと携帯保持者になれました!!」


ポケットから、携帯を取り出して印籠のように俺に見せる翔君。


かわいすぎだろ…(*´﹃`*)💕


「翔君の携帯番号教えてくれる?
俺の番号登録して、鳴らしてよ。」


「うん♪♬大野君待ってて、スグに」


嬉しそうに番号を押し、目の前の俺へと電話を鳴らす。


プルルル携帯
「はい。大野」


「櫻井です。アハハ(ˊᵕˋ
大野君、確認良いですか?」


「うん?良いよ、何。」


「僕達、今から友達じゃ無くて恋人ですよね?」


「あっ(〃ฅฅ〃)💦そ、そうだね。
コホン…/////
翔君、俺とお付き合いして下さい。」


「はい。これからは、僕が彼氏として、大野君を守って行きますからね!安心して!」


彼氏💦そっか、どっちも彼氏か💦


「うん。宜しく💙(*' ')*, ,)✨ペコリ」


(*´`)ヵヮィィ‪❤︎   
僕、すぐ背も伸びると思うし、身体も鍛えるからね。カッコイイ彼氏になるから楽しみにしてて‎(๑و•̀ω•́)و✧」


「今のままでも充分だよ?」


「うん。大野君は、今のままで充分♡
綺麗で可愛い僕の大切なお姫様だから♪」


〃大切な〃の後なんてった??

「俺は、綺麗でも可愛くも無いから💦
むしろそれは、翔君の方で💦💦」


「僕には、ずっと綺麗で可愛くて、カッコイイ素敵な人なんです(๑´▿`๑)」


「ありがとう/////翔君も!だからね。」


「(๑´ლ`๑)フフ♡はい♪♬」





•*¨*・゚🍫♥あと1話続きます✩.*˚💌