夙夜夢寐 ⑱(智翔免許取得への道) | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

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ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。








智を、青鬼、赤鬼に預けて俺は、講習を受ける事になった。


抵抗は、もちろんしたけど・・・

あんな状態の智と離れて過ごすなんて、有り得ないだろ?

万が一に、サキュバスが出てきたり、他の人格が出てきた時どうするんだよ……って。


今の幼い子供みたいな状態の智は、絶対に俺と離れるのは不安になるはずだし。


そんな、こんなの不満や不安を、ぶつけてみたが……


丸ブルー(あのな……お前は免許取得する為に来てんの?大野も、船には連れてくし。)


「えっ?あんな状態の智を?
今の智に免許取得は…………。」


丸ブルー(技能取得する分には問題ない。
それに、習った事は元に戻っても覚えてるからな…。)


「そんなもんなんですか………」



(彼奴は、賢くて強い。
自分の内側でサキュバスと戦ってる。
大野は悪魔達を、騙す為に子供を演じてるようなもんだ。
考えてそうしてる訳では無くて、無意識のなかで防衛本能が働いて、そうしてるだけだろうがな……。)



「騙す…ですか?淫魔だから、子供の心には入れないと?」


丸ブルー(入れないっていうのは違う。既に、入ってしまってるのは間違いないからな。
意識を乗っ取り、動けるかどうかだ。)



丸レッド(櫻井君。ちゃんと、見てるから。
君は、1日でも早く試験に合格すれば、残りの時間は大野君と居れるよ?)



「分かりました。速攻で合格して免許取得してみせます。智の事宜しくお願いします。」


丸ブルー(任せとけ。さっ、行きな。)



「はい。」



今まで、緑鬼や黄鬼とトランプをして遊んでいた智が、ちょこちょこ♪と俺の腰に抱きついて来た。



「しょう?どっか行くの〜?
ぼくも、いっしょに行くよ〜(*´﹀`*)」


「( *ˊᵕˋ)ノˊᵕˋ*) ナデナデ💕
あのね……今から勉強に行かなきゃ駄目なんだ。智も、勉強しなきゃだよね?」


「おべんきょ〜?(  -᷄ _ -᷅ )💭・・・」


「そんな顔しないで(笑)
ほらっ、俺を船に乗せてくれるんでしょ?
智の運転する船で、旅に行きたいなぁ❤」


「たび??」


「そう!船で遠くに行って、陸地に着いたら、俺の運転する車でドライブ♪♪
早く、智とそんな旅をしたいなぁ♪♪」


「ぼくも!!ぼくもしたい♪
お船の運転できるように、お勉強がんばる!」


「俺も!車の運転できるように頑張る!!」



四角オレンジ(話が、纏まったようですので行きましょうか?実地訓練は、私が担当です。)






手を振る智に、後ろ髪引かれながらも、1日でも1秒でも早く智の傍に戻れるように、勉強に集中する事にした。




「あの……黄鬼教官?」


四角オレンジ(なんでしょうか?)


「紫鬼教官は?」


四角オレンジ(今日は、部屋に軟禁ですね。)


「なんで?あっ、サキュバスの標的だから?」


四角オレンジ(まぁ、それも有りますが……
大切な生徒を危険に晒した訳ですし……
今日1日は、反省させられてます。
反省文でも、書かされてるかも(笑))



「反省文……別に、紫鬼が悪い訳では…」



四角オレンジ(好かれたり惚れられたりは、不可抗力でしたが………。
トラブルが起きれば、責任問題ってのは着いて回るもんです。ケジメを付けて、問題を解決出来れば、今後も、問題無くやって行ける。
大人の社会とは、そういうもんです。)



「そうですね…………。
今日は、宜しくお願いします。」



四角オレンジ(はい。宜しくお願い致します。)






***************




(o・・o)ノばいばーーい!!ばいばーーい!



翔、行っちゃったぁ………。

走ってったバスが、見えなくなった。



ダイヤグリーン(大ちゃん(*’◇’)ฅ行こっ?)


「うん、行く!」



家の中に入ると…家の電気が消えてて


「真っ暗!!どうして〜?」

ダイヤグリーン(大丈夫♪♪見てて)


部屋の中が、パパッバパッと明るくなって、
見渡す限りの、大海原🌊🌊




丸レッド(大野君、さすがに今の状態で海には連れてけないからね。
バーチャル授業にさせて、貰ったよ。)


丸ブルー(ちゃんと、波の感覚も、肌にあたる潮風も体感出来るだろ?)


丸レッド(人間世界のVR なんかより、もっとリアルに近いんだ。ゴーグルも要らない。
部屋の中に異空間を発動させるから、家具を退かす手間も要らないし、お手軽なんだよ。)



「へぇーーー。(*´・д・)??」



ダイヤグリーン(あんまり、分かんないよねぇ〜!
おれも、まだ分かってないもん、クフフ(笑)


丸レッド(こういうのが有るって知って貰えれば充分だから。
で、体験談を霧の街に話してくれたら、嬉しいかなぁ( ̄▽ ̄)ニヤッ)



丸ブルー(あんまり、売り込みかけ過ぎると、嫌がられて入禁になるぞ?(笑))



丸レッド(大丈夫ですよ。霧の街は引越し後、膨大に土地が広がるはず。その土地の有効利用する為に我々の会社が必要となるはずだから!)



丸ブルー(あっ、そう……。
商売に関しては赤に任せるけど……。
クレームだけは、勘弁な┐(´д`)┌
すぐ、俺に直接言ってくるんだよ……)



丸レッド(それは、そうでしょ?貴方、代表取締役で、俺達のキャプテンなんだから。
後処理は、俺がするんだから良いじゃない)



丸ブルー(はいはい………。
さっ、大野、操舵席に座れ。
色んな海を、走ってみるぞ……
まず、エンジンかけて離岸させてみっ)


(´・∀・`)
「わぁーーーい!やったぁ♪♪
やってみるぅー!!」





ダイヤグリーン(大ちゃん、頑張ってーー!)



丸ブルー(うまい、うまい  Ι٩(⌒-⌒)   )