blue ciel 233 温暖化 一件落着?? | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

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ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。







……現在……





( ’ ◇’)
「ねぇ……。結局の所、この温暖化の原因は外の光の槍って事なの??」



親分からの話と、俺らの記憶の整理が着いた所で、マサキから確信を突く言葉……。


(.゚ー゚)
「・・・・今回話を聞くに至った根本的な原因を忘れてましたね……」


ノノ`∀´ル
「確かに……。外の妖のおかげで体感温度がかなり下がったからなぁ……」


(`・3・´)
「いつまでも、冷やして貰う訳にも行かないからな。元凶を無くさないと……。」


(´・∀・`)
「オイラ思い出したんだけどね……。」


「うん……?なに、サトシくん。」


「熱の原因は、光の槍では無いと思う。」


「その根拠はなんです??」


「あれ………熱くはなかったように思う」


「でも、サトシちゃんの服、焦げてたよ?」


「ううーーん。oஇ‬肌に触れた瞬間の痛みはあったんだけど、熱さは感じなかった。だから、あれ自体は、熱は発生させてないよ、多分。」


「唯一体験してるサトシくんが言うなら、そんなんだろうなぁ。って事は、今回の件には関係ないと……。」


ノノ`∀´ル
「そう、断言するのは早いとは思うけど。
街に熱気を送り込んでる場所?原因を特定するのが先決じゃね?!」



(・灬・)
(いま、霧の街の外の異空間に変化が無いのか、細かく調べさせておる。
そろそろ来るじゃろ……)



親分が、そう言い終わると同時…


((ぬらりひょん様!小さな歪みが数箇所街を囲むように存在しています。))

((その歪みから大量の質量の熱気が漏れています。))

((歪みの向こう側は、亜空間であると思われます。熱気の主体となる物は、亜空間に存在するものでは無く……遥か何光年先にある恒星だと思われます。))


((恒星は、赤色巨星だと思われ……
何処ぞで発生した、ブラックホール内の亜空間に飲み込まれたまま、霧の街近くの空間をさ迷っていたのではないかとと思います。))


((巨星の放つ熱に耐えきれなくなった、異空間が歪みをもたらし、亜空間の中に閉じ込められていた状態の恒星が、見え隠れしております。))


((亜空間にかろうじて留まっているので、この程度の熱さで済んでいますが、亜空間を破ったとなると、霧の街は灰になりかねません。))



(`・3・´)
「あの………整理させて頂いても良いですか?」


((もちろんです))


①霧の街がある異空間に歪みが生じた。

②その歪みの奥には亜空間が有る。
その亜空間の内部には、恒星が留まってる

③その恒星は、赤色巨星といった種類で自ら熱を放つ事が出来る。

④その熱量はかなり大きく、いずれ亜空間をも、破ってしまいかねないエネルギーをも
持つ物である。

⑤その熱のエネルギーを霧の街が受ければ、
街は灰になり、消え失せる程の熱量だ。




(`・3・´)
「こういう事でしょうか??」


((その通りでございます。
早急に、異空間を閉じる作業に取り掛かっております。))


(´・∀・`)
「ねぇ……異空間閉じる作業をしても、また歪みできちゃわない?」


((それは……応急処置にはなります。
とりあえず閉じておき、後から補強をしなければ、いずれまた歪みは出来るかと。))


「それってさぁ……もう、霧の街の周りの空間が不安定なんだよね?
その、熱の恒星は傍にある状態のまま。
それは……ちょっと嫌かなぁ……。」


(.゚ー゚)
「リーダー??何か考えが有るんですね?」


「オイラの考えじゃないよ。ショウくんの考えだよ!!霧の街のお引っ越し♡♡」


「サトシくん…ごめん。俺、現実にどうするかは、まだ分かってないんだ。」


「それを知る為に、親分の話を聞いたんでしょ??さっ、親分(*´﹀`*)」


( ˙灬˙ )?
(なんじゃ??話が見えんのぉー?)


「とぼけんなって(笑)この街を何も無い異空間に、創り出して俺達を住まわせた。
なら、この霧の街を包む空間を、別の異次元空間に移動させる事ぐらい出来るでしょ?」 



(出来ん事も無いのじゃが………。
ここに通じる他の土地や空間からの道が閉ざされるかも知れんぞ??
今、人外の者達が霧の街へ来る道は、何通りも出来ておる。
それを全て残せるかは分からん。)


「そうだね……。でも、オイラ達が霧の街で商売始めた時は、妖道が一本だけだったんだ。
そこから、少しずつ多方面の者に知って貰って、広がってたんだよ。
だから……また、始めれば良いんだよ。」


( ’ ◇’)
「これだけは、絶対に残してって云うのは無理なの?主道路の妖道とを残せたら、回り道して貰うけど妖怪達は、ここに来れるよね?」


ノノ`∀´ル
「後、夜の世界の2人の道もだな。
まず、彼奴らのここに来る為の穴の道を封鎖させて、新しい道を繋げてやらなきゃ。
間違えて、こっちに来たら大変だ。」


(`・3・´)
「親分……どうですか?出来ますか?」



(   ´灬`   )フォッフォッフォッ
「街を残したままの移動となると、この規模以上の異空間が必要じゃ。
安全な場所を探して移動させる必要が有るからな、少し時間を貰おうかの。」



「何年程かかりますか?」


(何年?そんなには、かからんよ。
タコ足のように伸びる道を、一度遮断しても良いのなら、簡単じゃよ。
箱を右から左に移すようなもんじゃ。)


「さっきお願いした道は残せるない?」


(妖道は、勿論残すぞ。これを切っては今後他の道を接続する事が難しくなるからの。)


「夜の世界の二人は?」