身体じゅうの神経が唇一点に集中して
頭の先からつま先まで
ビリビリと痺れていた
唇から身体がとろけてしまいそうで
膝から崩れてしまいそうで
こんな経験をしたのは
生まれて初めてだった
よく「雷に打たれたような衝撃」とか言うけれど
まさかキス一つで
こんなにも身体と心が
溶け合って気持ちよくなるなんて
信じられなかった
更に彼は左手で
私の股間を弄り始めた
そのタッチが
ソフトで、エロくて
いくら路地の暗がりとはいえ
ここは道端
あぁ
こんなところで
こんな大胆なことをするなんて……
その状況と気持ちよさに
私のあそこは
明らかに濡れてしまっていた
続きます