あじろ母さんのブログ

あじろ母さんのブログ

発達障害を持つ息子&娘の16年にわたる観察日記と、その後……
発達障害を持つ、家族の日々をつづる。

Amebaでブログを始めよう!



ほんとに久しぶりの投稿。

かーさんにいろいろありました。

ブログを書く気力がなかったんです。


そのいろいろ……

その1

小学校教員免許を取るため47歳から通信の大学に通い始めた。専門学校しか出でないので、四年間通い、無事卒業。小学校教員免許を申請できるかと思いきや、必要な三教科、履修し忘れて、科目等履修生として、大学に残る。ADHDの特性丸出しですね~

やっとこさ、この4月に申請できる状況。


その2

働きながら、大学通っている最中、乳がんになる。抗がん剤治療中の教育実習~

しんどかったけど、なんとかなるもんだ……


その3

なんのための人生かと考えなおすため、各地をうろうろ旅にでた。


その4

発達の研究会『発達障害臨床研究会(通称:宇佐川研)』で学び、本気で実践を積んでいこうと動いた。


その5

個人事業主として、口コミだけの発達(療育)塾を始めた。


その6

高機能自閉症の息子の就職とのドタバタ。

ADHD+ASD+DCDの娘の大学受験と大学生活の支援。


その7

みんなあるある、両親の介護の始まり。

その認知症との関わり……


そんなこんなでした。



これまであった、いろんなことをまとめて、コラムにしていきたいなぁと最近思いはじめたのです。



飽きっぽい特性のあるかーさん、いつまで

続くかわからないけど、ぽちぽちと表現していけたらと思ってます。




『親子釣り教室』



最近かーさんは、親子釣り教室のお手伝いで船に乗ることが増えました。


かーさんは元船乗り。

そして釣り好き(ジャンキー)。

そこに子ども支援。

この三点セット、正に『親子釣り教室のお手伝い』にうってつけ!

このために自身の人生があったのでは~なんて思ってしまった。


かーさんの発達特性、『基礎感覚(初期感覚)の前庭感覚(平衡感覚)の鈍麻さ』からの発見がありました。


結論『釣り船に乗ると体調が良くなる』のです。


何でかなのをわかりやすく、今後、伝えるチャレンジをしてみます。


それは目の前の子どもたちの感覚を知るのに有効かな、と思うからです。


『基礎感覚』『前庭覚(平衡感覚)』など、専門用語が気になったら、こちら。



この本を片手に

4歳の息子と2歳の娘を育ててきました。

今、息子は23歳、娘は21歳。

それでも、この本の観点を使っています。


今はスクールカウンセラーとの勉強会や保護者会などで、この本の観点『基礎感覚』の話と実践例を語る場面が多くなってきました。


少しずつ、焦らず、

コラムにして、お届けできたらいいなぁと思っています。


「うん。お母さん、自閉症だね~」

と、息子や娘の主治医は嬉しそうに、そう言った。


「えっ?私………………」





息子が高校生、娘は中学生の時。


この日は、高機能自閉症の息子と、ADHD+自閉症傾向+学習障害の娘の主治医に発達の定期的な報告をするために、受診していた。


そして、この主治医を紹介してくれた、友人(ママ友)も同席だった。



不意に、主治医は、私たちに質問してきた。

「これから僕とランチしようと、言われたら、何個メニューが浮かぶかな?」


ママ友は、「えっ……あの……2つですかね……」


で、『そちらさんは?』的に目線を私に送ってくる、Dr.。


「はあ……80位ですかね……」

と答える私。


「えっ!そんなに、私、2つしか出てこないよ~」とママ友。



「どんな風にして80個メニューになるんだい?」

とDr.が聞いてきたので、


「まずカテゴリーで、和食、洋食、中華、エスニック…………って感じであるでしょ、そこに枝葉がついて、各メニューが10個位思い浮かんだんです……」



「うん。お母さん、自閉症だね~」

とDr.。


びっくりして、私は少しの間、思考が停止。そこから、

「えっ!私、自分の主治医にADHDって、言われているんてすけど……」


「ああ、そう。だけど、お母さん、特性としてASD(自閉症)はあるね。

大多数の人は、メニュー聞かれて、1つか2つ答えるんだよ。」


ホッとしているママ友が横目に見える。


その診察室にはもう一人の女性のDr.が同席していた。その方が

「お母さんさん、発想が豊かなのですね」

とフォローして下さったが、

私の心には何か新しい謎のしこりが残されたのでした。



その日から一年半くらい過ぎた頃、子どもたちの主治医が出した、新しい本を本屋で手にとっていた。

ぱらりと中をみると、あの日の謎が……





私って……少数派の思考の持ち主なのね……と納得したのです。


よく、小さい頃から『変わってる』とか言われたり『自分でも、変わっていて、皆と違って、おかしい』って思ってるんだけど……どうにもならなくて……

と、いろんな年代の方からお話を伺うことがあります。
きっと、ある場面に対してだったり、あるところだけ、少数派のクセがあるだけなのでは……
と思うこの頃です。


多数派はこう考えて生きている。
でも、自分はこの点に関しては、少数派の感覚や認知で生きている。

それを、ふかん的に知れば、
自分は少数派だからって、決して『変わっている』わけではない。
多数派を基準とするから、『変わってる』になってしまうのかもしれない、と思うのです。

そういった見方をすれば、悲観的にもなることは少なく、今の自分をもっと認め、可愛がれると実感するのです。

多数派がこう思って、こう考えて、こう動く、ということを知りつつ、

自分は、この件に関しては、
『多数派のこの行動を選ぶ』
しかし、この件に関しては
『少数派のこの言動を選ぶ』を日々、チャレンジしてみています。

かーさんの背中(実践を通して)を見せて、子どもたちも自分と楽しく向き合ってくれたら嬉しいな。


まあ、この本を手にとって謎が解けたけど……私も友人もモニターの1人だったのね……











かーさんと子どもたちは、ここ3ヶ月、食事の実験をしている。


毎食、『煮干し、焼きアゴ、昆布の粉』を食べている。そして、パンと牛乳と上白糖をとらない、食生活をしてみている。


高機能自閉の息子、ADHD+自閉傾向の娘もかーさんの意図を理解してくれてチャレンジしてくれている。


きっかけは、内山葉子Dr.の本を読んだり、講話を聞いたから。

『いいなあ』『ほんとかな?』と思ったことはすぐにやりたくなるかーさん。


内山Dr.お話を聞いた次の日から人体実験。


結果をいうと、かーさんの喘息がよくなった。


息子の腸の不具合、突如、便をもよおしたくなり、活動が一旦中止されてしまう障害(困っていた特性)がなくなった。

息子から話を聞けば、『トイレに駆け込むことはない。トイレのせいでの遅刻もないし、作業中断もない』とのこと。


娘はあまり変化ないが、『あえて、パン食べると首や胸の辺りがぎゅっ~とする(気管支がつまったようになる)』そうだ。


かーさんも、大好きなパンを止めるのは辛いから、ちょっとならいいか~と食べると、その8時間後位に、娘と同じような、気管支が閉まる反応がおき、咳がはじまる。

たまたま、低気圧がきていたから?

秋の花粉症だから?

疲れがたまっていたから?

と、思い期間をおいて、パン類(マフィンやワッフルなど)を食べてみた。


しかし、結果喘息がでてしまう……


3ヶ月弱での実験結果はこんな感じだった。



喘息のない楽な体をとるか? 

パンのおしいさを選ぶか?

時々、心がゆれるかーさん。



こんな感じて、食生活をしていました。


煮干し、焼きアゴ、昆布。これを細かく粉状にします。


かーさんの朝ごはん。生野菜+ササミ+目玉焼き+煮干し等の粉+ゴマなどそこに油をドレッシング代わりにかけている。


息子、娘、旦那の弁当は……

ご飯の上にいつもこの粉をかけている。すり胡麻も追加バージョン。

もちろん、かーさんは給食にこの粉を振りかけて食べている。

3ヶ月後、かーさんの結果は……
・パン類を食べないと、喘息がない。
・お通じが毎日同じ時間帯になった。
・お菓子を間食したい、イライラがへった。
・二キロやせた。
・交感神経、副交感神経の兼ね合いがいいので、服薬が減った。睡眠導入剤や覚醒調整やリラックス調整などの薬を飲まなくても、うまく過ごせている。
・3食しっかりと食べられるようになった。(給食を残さなくなった)
・運動がしたくなって、運動を始めた。疲れやすいが……あっ年齢のせいだね。

そんな変化があった。


子どもたちは、煮干し等の粉の摂取の方は毎日しているが、パン類、牛乳と上白糖の除去はぼちぼち。ムリはしない。

そういえば、牛乳の代わりに豆乳が冷蔵庫に入るようになったなあ……


詳しくはこの本で紹介されています。


さあ、これから、息子の発達のための医者に行く。
この話をするかは、Dr.との話の流れしだいかな?(^^)





『・・・・自閉症です。』


大切なものをそっと置くように、

はっきりと、いいきった息子。




その日は、保健センターで、就労移行支援事業所に通うための、受給者証発行の手続きをしていた。


担当してくださる方から質問がいくつかされ、息子は答えていた。


『お名前は?』

『アジロ カツオです。』


『いくつですか?』

『18歳です。』


『障害名は何ですか?』

『・・・・自閉症です。』

息子の声には、

手のひらで眠ってしまった子猫を起こさずに、そっと布団に下ろせたような空気感があった。



息子は高機能自閉症。

こちらから告知などで、障害名を言うことはあっても、本人の口から障害名をはっきりと聴いたのは、これが初めて。


しかも、家族以外の人に伝えている姿をみたのは、衝撃的だった。



息子の『自覚』に感動した。

堂々としていて、全ての自分を受け入れている横顔をかーさんは、じっと見つめてしまっていた。


子育ての一つの区切りを実感した瞬間だった。



『自覚』のために、本人に丁寧に情報を伝えることは難しかった。

ストレートに伝えすぎてしまい、

息子が受け止めきれずに、傷ついてしまったこともあったから。



『工夫』については、かーさんから提案してみて、本人が納得したとき、使かっていた。

そのうちに、自分から『工夫』を作り出していった息子だった。



息子『自覚』への準備は幼稚園の年長くらいだったかな……決してマイナスになるような言い方ではなく、『あなたのキャラ』としての伝え方をしていたなぁ……


そして、この子を育てていく、

かーさんの母親業の『自覚』もセットだったんだな……と振り返る。



『自覚』するから『工夫』できる。


『自覚』は『できない、やれない、苦手なことがある自分との握手』とも感じている。



『自覚』と『工夫』のことは、大六一志先生から学ばせていただいた。


かーさんが、目的意識をはっきりとさせて、

しっかり言語化して伝えられるようになったのは、最近のこと。


あの日のかーさんは、『自覚』と『工夫』という言葉を知らないから、使えない。

だけど、

野生の感や感覚から湧いてくる、

言葉と身振り手振りで、

『自覚』と『工夫』のことを、

生きていくすべとして、息子に伝えていた。





今、息子は20歳。

新しい『自覚』を前向きに紡いでいる姿みられる。

会社に出勤していく、

息子の背中に『いいね!』のエールを送るかーさん。

きっと今日もビールがうまい。









コロナウイルスのため、
自宅学習になった、高機能自閉症の息子とADHDの娘。

かーさん交えて
何となくテレビのニュースを見ていた。

内容は、
『家の中ばかりで、辛い……』と、公園に遊びに来ている親子のインタビューだった。

娘のアワビが、爽やかに話しかけてきた。

「お兄ちゃんと私ってさあ、
引きこもりが好きだから、
(一歩も家を出ないで、自宅だけで過ごすこなとが好き、の意)
今の時代、出られなくても、全然、苦しくないよ~」と。


その夕方、友人からボヤキが。
「もう、子どもと一緒に毎日家の中なんて、
気が狂っちゃう~
私自身も、家から出れないのホントに辛い~」
と。

かーさんは、
「そうなの~大変ね~」と云うと、

「そちらも、家族のみんな、出られなくて、なんか、イライラとかしてない?
大丈夫?
なんかね~
コロナでなるべく自宅待機って、
仕方ないけど、しんどいよね~?」
と友人は聞き返してきた。


かーさん、
「・・・・・」


うちの息子と娘、そして、かーさん、
ずーっと家の中で過ごすのが、苦でない。
逆に大好き。


今の世の中、コロナウイルスの影響で、
自宅にいる時間が長い環境。


その環境に対し、引きこもり好きな、
息子と娘は、『適応力』があることになる。


環境に適した、『適応力』がある時
それは、『障害』になりにくいのだろう……






勉強会で、ある先生は教えてくださった。
「もし、今の時代、
読み書きがいらない時代、環境なら、
読み書きが、できなくても、障害にならない。

だから、『読み書き障害』ってなくなるよね。


だけど、たとえば、今の時代、
槍を投げて動物をつかまえて、
生きていかなくてはならないとするなら、
上手く槍を投げられないと『槍投げ障害』となるかもね」と。


『なるほどな~』と、
聞いたとき、かーさんは
思ったのを思いだした。






そして、
その考え方と、今の状況は何だか同じように考えられる。


・毎日、家の外に出て、遊んでくることが良いとされる。

・いろんな人と関わって遊ぶことが、良いとされる。

・学校に行くことが好きであることが、良いとされる。

そう思う人が多い中、
うちの子どもたちって、


・今、家から出ちゃいけないって、最高!
ずっと、家にいれて最高!

・あんまり、いろんな人と関わるの苦手。
また、必要なとき以外、人とあんまり関わらなくていい。

・学校が休みになると、とても嬉しい、。

となる。


コロナ対策中に、あっては、
うちの息子、娘、かーさんは
とても『適応力』があり、障害とならない。
(社会性で苦手な部分が強みとなる。)


家から出ないと、苦しい方は、
『家から出たい障害』なのかな?(笑)