人間という動物は基本的に人の成功を煙たがる。
特に自分の一番近くに居ていた人間や、親しくしていた人間ほどそれは当てはまり、妬む。
相手の事を知っている気でいて、相手の評価を自分の中で決めつけているからである。
「あいつは~だからそんな事出来ない」
「あいつは~だからそんなに要領よくない」
果てにはマグレ、偶然、奇跡などという言葉を使って相手の成功を認めようとしない。
例として、同じ時期に会社に入った同僚がいるとする。
学歴、給料、その他諸々が同じなのに、相手の方が先に昇進する。
表面上では祝うだろう。
だが、内面的には「なんであいつが」等という不満も出て来てしまう。
いや、むしろ相手の事をストレートに認めるなんて事が出来るのはごく少数だろう。
認める事が出来るまでに色々な過程を経て、そこに達する。
妬んだまま終われば、相手の事をそこまで大切に思ってなかったということだ。
相手の事を認めるまでの時間が相手を思いやる度量なのではないか。
相手の事に対し、かけた時間こそが最も大切で尊いものなのではないかと思う。