ども、オヤジです。
大好きな胃瘻の御利用者が入院されてひと月経とうとしてます。
この方は認知症は有りません。
ただ胃瘻です。
しかも
四六時中痰がらみです。
御本人は出せるものは自分でティッシュで吐き出し拭いて頂いてます。
しかし
吸引のタイミングは職員が常に気をつけていなければなりません。
出し切れない喀痰は職員がカテーテルで引いて差し上げるのです。
俳句を読み
冗談を飛ばす
でも、、
かすれた声だ。
とはいえ、こちらの冗談に笑顔で返す
素敵な方
石原裕次郎が大好き
だから
夜勤に入ると私はスマホのストリーミングでその方の枕元で裕次郎メドレーを流す。
長かろうと短かろうと
わが人生に悔いはない
石原裕次郎 わが人生に悔いなしより
悔いはないの?無いはずないのに。
今や寝たきりで、見える景色は部屋の窓の外の風景だけ。
それでも季節の移ろいに歌をよむ。
それは
今の自分を全て受け入れた人しか出来ないことなのだろう。
そして
俳句を読む事で生きていることを確認しているような気がしてならないのだ。
スマホは就業中は禁止なのだが(笑)
時にはブルートゥースでスピーカーでね。
聴かせるの。
俺は待ってるぜ~石原裕次郎俺は待ってるぜより
小林旭もね〜Tさーん
早くあの笑顔で帰った来てほしい。