ども、オヤジです。
長らくファーストフードの会社にお世話になり、病気もあり、少し休んで50から介護の世界に入り早、12年以上。毎日殆どが夜勤。いつまでもつかは神のみぞ知る、、です。生きるためとはいえ、新たな病気を貰わないようにあと3年間の常勤を勤め上げたいなぁーと希望はしてるが、、疲れました。
今から28年前
私は妻に、一生
幸せにする
義父に、必ず幸せにする
などと威勢のいい台詞を吐きました
出来ませんでした！
結婚してからは割と順調だった
マンション買って、頭金もかなり出してたからローンは楽勝
ところが、、
上の住民の足音や生活音が酷く、何度も気をつけてくれるように言っても改善されず。
大京のライオン●マンションだったから信用して買った分譲マンション
やがて妻はノイローゼに
そして三年後くらいかな？売りに出し、かなり目減りしたものの売れた。
俺もまだまだ若かったし、今度は子育てに向いた郊外で戸建てを持とう、もう、騒音から逃げよう。
ということで
無理をした。
マンションの売却益で800万ほど残ったが、注文住宅はやはり身の丈に合った買い物ではなかったのだ。
引っ越しを機に、妻は鬱が酷くなる。
子供は幼い。しかも一人ではない。
そもそも実家の実母と確執のある妻は、一人で頑張ろうと無理をする。
この義母も世間体ファーストで娘が鬱だと認めない。
縁を切った。
俺は働き盛りで責任あるポジションにあった。
家事のフォローは不十分だったろう。
度重なる妻の自殺企画
職場と家の双方から引っ張られ、身も心も千切れそうになっていた私。
自分もうつ病になるのは必然だった。
その間妻は精神科に入退院を繰り返す。
もう
幸せにするとか言ってる状態にはなかった。
私は仕事の評価もどんどん下がり、
やがて休職
ぶつかり、騒ぎを起こし、警察沙汰も何度かある。家庭内の事なのに。
自分なりに極限まで疲れていた
もう限界だった。退職する。
そして待っていてくれたのは介護業界だけだった。少なくともあの時期はそうだった。
私はもう50手前だったのだ。
そして半額近くに落ちた給料で住宅ローンを払ってきた。
無理に決まっている。
やがて俺はカネの話ばかりするようになる。
子供の前でカネの話ばかりするなと妻が言う。
綺麗事じゃなくてそんなの無理だ。
しかし、その気持ちはわかる。
己の無能に絶望する。
ありとあらゆるモノをフリマで売り始める。
これとて、限界がある。
そして保険を解約したり
学資保険の契約者貸付を受けたり
会社の共助会から借金したり
ほほサラ金しか手立てがなくなったおれはその手前で、家を売ることにした。
幸せにする？
ちゃんちゃらおかしい
でも待てよ
おれは何時だって必死に家族を守ってきたじゃないか。
幸せか不幸か知らないが
死ぬ気で守ってきたじゃないか。
もうだめだ身体動かない
そんな状態まで夜勤やってきたじゃないか。
ここまで1000回以上の夜勤
確実に陽はまた昇る
でもすぐ又夜勤が待っている
耐えて耐えて過ぎた14年
命とやらを
薄皮を剥がすように
鉋で削るように
昼夜逆転の年月は
歩いてきたというよりは
這いつくばって進むかのようだった。
ローン返済の優越感を味わうために
自己顕示欲をただ満たしたいだけで。
確かにおれはなにも妻に誇れるようなことはしてない。
贅沢な旅行も一度もなかった。
あくせく働くことしか能がないダメおやじ
鏡を見るたびに老けきった己の顔
平々凡々たる名もなき自分に幻滅する
自己の所有欲を振り切るのに悩み抜き、最後は息子3人全てここを継ぐ意志が無い事を確認した。
これをもって売却のハラは決まったのだ。
家も借家になった。売ったはいいが、毎月の賃貸料も安くはない。
そういった意味では
幸せにするという約束は果たせてないかもしれないが
人を幸せにしますっ！なんて、勢いだけで、全く傲慢極まりない話だ。
バカだったねあのときのお前は
なにもかも思惑どおりにいかなかったお前は、、
予定通りジジィになった（笑）
これがオレなんだ
これで生きていくしかないんだ
今日も独りごちて1日が過ぎていく。
禍福は糾える縄の如し
人生はつづれおり
また明日、生きてみます。生かされるのならば。
貴方も1日生きてみてください。
今日、何も出来なかった貴方も
何かを頑張って上手く行かなかった貴方も
後ろには何も有りません。
なにか有るとしたら明日一日生きて見るしかないんです。
何か有るとしたら前にしかないんですね
人生は意思で変わるものではない
行動の積み重ねで変わるのだ
好きな映画の中のセリフ
けだし名言だな。