珍しく朝風呂。足がゆったり伸ばせる風呂はいい。


自分は昔から風呂が好きではなかった。
めんどくさいというのが理由だが、40歳手前ぐらいから少し風呂でゆっくりするということができるようになってきた。
現実がバタついてきて、瞑想とかするようになり、ゆっくりするということの大事さに気付いたのだと思う。

8:20頃、朝食ビュッフェへ。
30ブルネイドルぐらいだったので、3,800円ぐらいか。
色々と食べたが、あまり屋台との味の違いはわからず。そう、自分は何を食べてもそれはそれでおいしいのである。
特にココナッツジャムがおいしかった。

少し散歩。
青空に飛行機雲が映える。

このホテルももうすぐチェックアウトだが、果たして7つ星のいくつ星まで堪能することができただろうか。
ひとつ言えるのは、ハードルは上げすぎない方がいいということだ。

11:00にチェックアウト。
深夜0:30の便で日本に帰るので、それまでは時間がある。
旅先で時間を持て余すというのは、実はかなり贅沢なことなんじゃないかと思う。

タクシーを呼び、ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク Masjid Jame' Asr Hassanil Bolkiah(https://maps.app.goo.gl/36Xg1axuNCoyKwkW8?g_st=ic)へ行く。
ここは先日外からしか見られなかったスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクより新しく、ニューモスクと呼ばれ、豪華らしい。

12:30に着いたが、中を観光できるのは14:00〜15:00なので、ひとまずHua Ho Department Store Kiulap(https://maps.app.goo.gl/JbfsqBEQYpL7Svbg8?g_st=ic)という現地のジャスコ的なところをぶらつく。
おもちゃや文房具、食器などを見る。
食品と同じく、変な日本語が書かれているものがちょこちょことある。
このパッケージデザインする人達は、Google翻訳は使えないのだろうか?

The Coffee Bean & Tea Leaf - Kiulap(https://maps.app.goo.gl/n375H5UVeoX79zhd7?g_st=ic)でコーヒー休憩。

コーヒーショップを出てトイレへ行った後、ドアを開けて現地人が入るのを待っていたらサンキューと言われたが、ここでサマサマ(現地語でどういたしまして。現地の人にテレマカシー(ありがとう)と言うと、サマサマ〜とめちゃくちゃよく言われる。)と返せなかったことが心残り。

14時になったのでニューモスクへ。
ひろきは短パンだったので、ハリーポッターみたいなローブが貸し出された。

ツアー客と被って少し混み合ったが、ツアーが去った後は人も多くなく、ゆっくりと見学できた。
柵とかドアの模様がきれい。

見学後、タクシーでThe Mall Gadong(https://maps.app.goo.gl/M3puaZSPjceevh4P9?g_st=ic)へ。
気になっていた丸亀うどんで遅めの昼飯。
「海老明太マヨうどん」を頼み、天ぷらはスパイシーな赤い粉がかかった海苔の天ぷらと海老天を選んだ。
客が帰る時、店員さん達は「アリガトゴザイマシタ〜!」と言っている。
なんか日本の本社から抜き打ちで検査に来た気分になる。
うん、合格。おいしい。

ダイソーを見たり、ゲーセンで遊んだりしたが、やはり時間を持て余し、映画を見ることにした。
17:15からトイストーリー5。英語が分からなくてもなんとなく分かりそうなものにした。
チケットは5ブルネイドル。日本に比べて安い。

ひろきは普段から映画館に行くことはないそうで、人生で2回目の映画鑑賞とのことだった。
人生で2回のうち、1回がブルネイってレアすぎる。
彼の人生3回目の映画はどこで何を見るのか気になる。

映画館はそこそこ賑わっていた。
ストーリーもなんとなく分かった。
(帰国後に知ったが、日本ではトイストーリー5はまだ上映前というのを知って、少し優越感。)

19:30頃、最後の夕飯を食べにガドンナイトマーケットへ。
ナシカトクを食べた後、プロットパンガンをリベンジ。やはり冷蔵庫で一晩置いたものよりも作りたてはおいしいが、ナシカトクが最強。

(唐辛子のパッケージがうまそうで何かも分からずに土産に買っていたKiub Cili Gilingが、サンバルというソースが作れる元だった。
帰国後にサンバルを作って、ご飯とチキンに添えてナシカトクを作ってみたところ、とてもおいしかった。)

空港までタクシーで10分ちょっとで着くため、20:30には空港に着いた。
インドのチェンナイ行きと、フィリピンのマニラ行きが欠航になっていたのでビビったが、成田行きは台風の影響もなく問題なさそう。

「LARUTAN CAP KAKI TIGA」という、ほっそいペットボトルに入った水を買った。
(あとでチャットGPTに聞いたら、水じゃなくてハーブ入りの清涼飲料だったらしい。味に気づかず、水だと思って飲み切ったので、舌があまり機能していないものと思われる。)

機内ではあまり寝付けず、4:30頃に朝食が配られた。
どこ時間の何ご飯なのか分からないまま、意識朦朧とする中、口に運んだ。

成田空港ではマリオ達の「Welcome to JAPAN」という絵に迎えられる。
その時、NintendoロゴのTシャツを着ていたため、妙に嬉しくなる。

またどこかへ行きたいな。
次は日本のどこかかな。



今日はラブアンからブルネイに戻り、自称7つ星ホテルThe Empire Brunei(https://maps.app.goo.gl/jMg4QbvHANpbynxt6?g_st=ic)に泊まる。


最終日に最高のホテルを設定するのは、身体的にも精神的にもすごく楽だ。

朝7時に起きて、8時に出発。
チェックアウトの際に預け金の30リンギットが戻ってきた。あと6リンギット(約240円)しかポケットになかったので助かる。

地元民で賑わう店で、ミーゴレンバサーを食べた。
あんかけ焼きそば的なもので、一口食べて思わずうなずくぐらい美味しかった。

残りの36リンギットで土産探し。
(食事とかは共有の財布から出している。)

チョコやビールを買い、ポケットの中はまた6リンギットほどとなった。

フェリー乗り場へ行くと、乗船手続きがちょうど始まった感じだったので、受付でチケットを出すと、「先にチケッティングセンターへ行ってきて」みたいなことを言われる。

「ッティングセンター」が付く言葉って、バッティングセンター以外にもあるんだ。
それにしても、さっきチケッティングセンターの前を通った時は、暗くてやってなかったはず。

行ってみるとやはりやってない。
一応自動ドアの前に立ってみると、開いた。
自動ドアがやたら暗い色なだけだった。

チケットを渡すと、どうやら1人12リンギットの出国税がかかるらしい。
ひろきがリンギットを余らせてくれてたおかげで、無事に払えた。
そういう絶対いるやつなら、チケットと一緒に払わせてくれんかな。

9:30のフェリーで11時頃にブルネイ到着。
出国時は荷物検査すらなくフェリーに乗り、入国の際はビールを申告。
俺が端末で入力していると、ひろきが先に出ていった。

チェックインの14時まで時間があるため、Hua Ho Manggis(https://maps.app.goo.gl/NAqcFksY2gygbdVs6?g_st=ic)というショッピングモールで、現地の売り物を見て暇を潰す。
特にすることもなく暇なのだ。

少し歩いて(ここらへんも車道の横の芝生みたいなところを歩く感じで、歩道はない。)、確かRice and Rooster(https://maps.app.goo.gl/iTMH6HyoqE8ohNur5?g_st=ic)でIPOH
CURRY MEEというピリ辛カレー風味の麺とライチジュースを頼んだ。
おいしい。

店名について、確か、と言うのには理由がある。
ここまでは旅中になんとなく携帯にメモをしていたが、ここからはメモをしていないのだ。
とりあえず、記録を4日半も続けていた自分を褒めよう。
そして、ここからはおぼろげな記憶と写真が頼りとなる。(現在6月30日深夜1時。約1週間前のことなので、かなり際どいラインである。)

タクシーを呼ぶと、初めて女性の運転手。だったと思う。

The Empire Bruneiに着き、チェックインをするが、どうにも英語が分からない。
いや、どうにもと言うかそもそも分かっていないのに、受付の男の人が早口なのだ。
どう考えてもこちらは分かっていない反応をしているし、向こうも「分かるかい?分からないかぁ…」みたいな雰囲気は出すくせに、早口。
最終的にプールが何時までかとかそのぐらいの情報しか分からないまま、つまり、ほとんど何も分からないまま、チェックインした。

しばし部屋とバルコニーでくつろぐ。
最高の青空。
そういえば、ラブアンで少しだけ雨に打たれたが、あとはずっと天気に恵まれているなと思った。

ラブアンで買った短パンを履いて、プールへ。
サップに乗ってプールの水上散歩。

距離が近い鳥。

岬から見る日没。

日本から持ってきて、やっと食うカップヌードル。

チキンを買って温めを頼んだが、一体どこで受け取るのか分からず、ウロウロする。

絶対呆れてるのに優しい店員さん。

どこに何があるのか分からず、7つ星のうち2つ星ぐらいのサービスしか受けられない。

それでも、これが7つ星なんだと、バスローブの前面を盛大にはだけさせて眠りについた。





朝7時に起き、7:50に部屋を出た。


8:00に昨日のタクシーが迎えにきてくれることになっていたが、フロントに降りるともう待っていてくれた。
ひろきは30ドルほど落としたと言っていて、運転手にもそう伝えていたが、実際には60ドル以上落としていたようで、全て渡してくれた。
善人すぎる。

Serasa Ferry Terminal(https://maps.app.goo.gl/y47r1Jms7NUNZQye6?g_st=ic)に行き、ラブアン行きフェリーの往復チケットを買う。

ちなみに、時刻表は調べてもちゃんとアップされているところが見つからない。
ワッツアップで+673 731 7588を登録し、プロフィール画面に最新の時刻表がアップされているので、そこでチェックできた。
これ、時刻表に辿り着く情報がどこにもなくて、海外の掲示板とかも読んでやっと見つけた。
ワッツアップで連絡しても返事がなくて困っていたが、意外と近くに答えがあった。
しかも、現地で時刻表を見てみると、明日の帰りの便の時間12:00PMが横線で消してあり、「0930AM」と雑に書き直されていた。
これは現地で見ないと気づかない。

本日13:00出航の行きの便と、明日9:30出航の帰りの便のチケットを購入。

出航まで時間があるので、その間にラブアンの宿を予約し、ウェブでMalaysia Digital Arrival Card (MDAC)を入力する。

それでもまだ10時頃だったので、徒歩15分ほどのお店へ向かってみる。
歩いていると、お兄さんが乗った車が止まり、「どこに行くんだい、乗れよ」(たぶんそんな感じ)とのこと。
お言葉に甘えて乗せてもらった。
車で数分だが、荷物を持って歩くのはしんどいので、ありがたかった。
そして、何も見返りを求められなかった。
これがエジプトだったら親切に乗せるフリをして、最後に絶対お金を求められていたはずだ。
ブルネイの人には親切にしたいのに親切にされるばかり。

どうも後で調べたところ、現地民は歩いて移動したり傘を差したりしないらしい。
だから心配してくれたのかな。
確かに歩行者のことが考えられていない道路が多い。

小さな売店みたいな店で缶コーヒーを購入。
できるだけ見た目ブラックコーヒーな缶を選んだのに、ミルク入りでめちゃくちゃ甘かった。

道路を渡ってスーパーマーケットArzwanina Sdn Bhd(https://maps.app.goo.gl/CP4Jmn9M62XviPuG7?g_st=ic)へ。
色んなものが売っていて、楽しい。
小さなタイガーバームとメントススイカ味、キシリトールガム、謎のスナックを買った。

歩いてSerasa Ferry Terminalへ。
売店がオープンしており、おじさんが手招きしているので行くと、ジュースを買わないかとのこと。
Tシャツも売っているが、できるだけ荷物を増やしたくないこともあり、明日また来ると言って断った。
ここではカップ麺を買えばお湯も入れられる。
ひろきはカップ麺を食べていた。
自分はフェリーでトイレに行きたくなるといやなので、何も食べなかった。

12:30頃、ブザーが鳴り出国審査が始まった。
特段何もなくフェリーへ。
乗る際、スタッフにMDACは登録したか確認されたので、入力済みの画面を見せたら問題なかった。
基本、口頭チェックだった。

フェリーに乗ったあたりから、ブルネイ用のeSIMが電波を拾うものの通信できなくなった。
近いから、あわよくばそのまま使えないかと思っていたのに。

フェリー内では音楽を聴きながらウトウトして、1時間半ほどで到着。
入国審査は何か聞かれたがあまり分からなかったので、ブルネイラブアントゥモローブルネイと言ったら通してくれた。
荷物検査はリュックのみでいいと言われ、なぜか肩掛けバッグは通さなくてよかった。

ラブアン上陸。
ATMに行く前に、どのぐらい現金が必要か相場感を見ようとお店へ。
1リンギットが40円ぐらいで、ビール1本は4リンギットぐらいだったかな。そんなに驚くほど安いとは思わなかった。
とりあえず100リンギットをATMで用意した。

宿はミカサ ホテル(https://maps.app.goo.gl/EC6chTSKD4tDVHYR8?g_st=ic)にした。
いきなり預かり金で30リンギットが必要だった。
ブルネイドル(両替のレートで1ブルネイドルは130円ほど)の感覚が残っているので、金銭感覚がバグる。
部屋はシングルベッドとダブルベッドがあるファミリー向けで、そこそこ広くて快適。
ただ、冷蔵庫がなかった。
あとタオルと歯ブラシもない。
そう言えば、ジュビリーホテルでも歯ブラシはなかった。フロントに言えば貰えたのかな。

とりあえず荷物を置き、タクシーでBataras Hypermarket Labuan(https://maps.app.goo.gl/xqonY2Hgn5tqa1sGA?g_st=ic)へ。
明日の7つ星ホテル宿泊に向け、水着が欲しい。
2階の衣料品コーナーを見るも、水着なのかどうなのかよく分からない短パンを25リンギットで買った。

1階のスーパーではジュースと土産用の紅茶とお菓子を購入。
外のテナント「アンクルボブ」でボビーズバーガーを買って食べた。
ピリ辛でおいしい。

タクシーで宿へ戻る。
タクシーがとにかく安い。割に合わなさそうで申し訳ない。

宿に戻り、部屋でスナックを食べながら、日本から持ってきたものの持て余しているウイスキーを水で割って飲んだ。
ハイボールにしようと思ったが、ブルネイには炭酸水が全然売っていなくて、飲んでいなかった。

少し外出。
Jati Square Car Park (https://maps.app.goo.gl/ZZbLGnkDCcvJ3pEh7?g_st=ic)のところがピカピカとして、小さな観覧車も見える。
行くと、カートやお化け屋敷、観覧車があり、祭りのような遊ぶ屋台がたくさん出ている。
また、服や時計、サングラスの店もあり、シュプリームやエイプ、エビス、レイバンのダミー品が売っていた。
25リンギットで偽レイバンのサングラスを買おうか迷ったが、日本に戻ったらサングラスはあるし、明日しか使いそうにないのでやめた。

モーターとベルトでカラカラと音を立てて回る小さめの観覧車がある。人の乗り降りの際はブレーキで止めている、簡素な仕組みの観覧車。
男二人で乗ってみた。
小さいし回転速めなので、一周は短い。何周かして、これ何周するんだろう、客が何組かいるのにどうやって数えてるんだろうと考えだした頃に降ろされた。
自分らより一つ先に乗った人がちゃんと一つ先に降ろされていたので、ちゃんと数えているらしい。

33茶餐室(https://maps.app.goo.gl/Ai3WpgFHAQXC3ohK8?g_st=ic)へ行き、タイガービールを飲みながら野菜とシーフード炒めと炒飯みたいなのを食べた。

また宿に戻り少しダラダラした後、連日歩きまくって疲労がたまっているため、Ichiban Spa & Foot(https://maps.app.goo.gl/SLgh1SgjRGKfVVwc8?g_st=ic)にマッサージを受けに行く。
フットマッサージ1時間45リンギットと破格。
おばちゃんがマッサージしてくれたが、めちゃくちゃ気持ち良かった。爆睡した。
普段マッサージを受けることはないんだけど、こんなに気持ちいいのかな。ここの店がすごいのかな。
フットマッサージと言いながらも肩や背中などもやってくれた。最高だった。

宿に戻って気持ちよく就寝。





しっかり三度寝ほどして、7時半頃に起きた。



天気予報を見ると、雷雨マークなので、カンポンアイール(水上集落)や水上タクシーでのマングローブツアーは難しいかと思われた。
昨夜買っておいたカレーパンを食べながら、とりあえずモスクと博物館でも行こうかと話し、9時過ぎに出発。

一応傘も持ってきたが、歩いていても一向に雨が降る気配がない。これ行けるんじゃないかと話しながら川沿いを歩いていると、ちょうど水上タクシーのおじさんがこちらを見ている。
「クロコダイル、モンキーツアー?ハウマッチ?」と聞くと1時間のツアーで「50」とのことだが、口コミで相場を見ていて30ぐらいなら行こうと話していたので、「25?」と聞くと「35」、すぐにそこから「30」にしてくれたので、行くことにした。

この人がいいガイドで、まずは水上集落を水上から案内してくれた。ここが学校とか、遠くのあれが宮殿とか、警察署とか消防署とか教えてくれた。
仲間と情報交換しながらちゃんとワニもテングザルも見られたし、何なら1時間半ぐらいやってくれて、最後はカンポンアイール(水上集落)に降ろしてもらった。
ありがとう。



カンポンアイールではまずKampong Ayer Cultural & Tourism Gallery(https://maps.app.goo.gl/VgtiVSPosZhEhnMN6?g_st=ic)へ。
ここは無料で色々と展示が見られ、トイレも快適だった。
水上集落の道は基本的に木の板で作られていて、傷みが激しく、正直怖い。
日本の吊り橋とかは怖いと言っても、落ちることはないだろうという安心感があるけど、ここは本当に落ちるかもしれない。
現地のおじさんとかはスタスタと下を見ずに歩いているし、子どもは走っている。
俺はずっと下を見て、しっかりと縦板と横板が交差しているポイントを狙いながら足を運んだ。
たまにコンクリートの部分があり、体力回復する。

猫がたくさんいてかわいい。

途中で冬瓜茶というものを買ってみたら、美味しかった。シュガーレスなのに甘い。

カンポンアイールについては、グルリと回ったけど、現地の人の生活感と足場のスリルを楽しむ感じだった。
帰りはいくつかある船乗り場みたいなところに歩いていったら、すぐに流しの水上タクシーのお兄さんが察して来てくれて2人で2ブルネイドルで乗せてくれた。

昼飯は13時頃、Babu's Kitchen(https://maps.app.goo.gl/Ke4MKLbND5EzVEwZ8?g_st=ic)へ。
メニューを見てもよくわからないので、「ライス、スパイシー、チキンの」でお願いしたら、見た目的には薄めの麻婆豆腐みたいなのが出てきたけど、これがとても美味しかった。

明日はラブアンに行きたいと思っていることもあり、こうなりゃできるとこまでバンダルスリブガワンを観光しようと、スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(https://maps.app.goo.gl/4mkV7BSBQpb46EtX9?g_st=ic)に行くが、異教徒が入れる曜日と時間は決まっており、中には入れなかった。
近くまで行けたのでよし。

ロイヤルレガリア博物館(https://maps.app.goo.gl/zY1rmDEgb3kCBVVB8?g_st=ic)へ。
ここは靴を脱いで入っていき、受付で1人5ブルネイドルを払い、カバンをロッカーに預けて入る。
王室に関するもの、他国からの贈答品などが展示されているが、とにかくすごい物量。
王様の権威というか、王国ってこういうことなんだなってのが感じられた。

歩き疲れたので宿で昼寝。

18時過ぎにタクシーを呼び、ガドンナイトマーケット(https://maps.app.goo.gl/47Mi6X8tnFPLk9Xd7?g_st=ic)へ。
ひろきはお金を宿に忘れたそうで、まずはThe Mall Gadong(https://maps.app.goo.gl/kXFTiuRfethiWPnG8?g_st=ic)近くのATMへ行き、ナイトマーケットに戻った。

まずはタクシー運転手のお兄さんおすすめのナシカトクを食べた。
チキンとライスにスパイシーなソースがかけてあり、とてもうまい。しかも1ブルネイドル。
とにかく安くておいしそうなものがたくさん。
サテ(焼き鳥の色んな肉版(6種類言われたけど、忘れた。)にピーナッツソースをかけて食べる。)、ソトというスッパ辛いラーメンみたいなの、エビのフライ、あとは朝ごはん用にマンゴーとプロットパンガン(もち米に具を入れてバナナの皮でちまき状に巻いたもの。見た目はきりたんぽ。)を買った。
大体1ブルネイドルなので、思わず買い過ぎてしまう。

その時、ワッツアップ経由でダート事務局からメッセージが来た。
タクシーにお金を落としていないかと。
ひろきがお金を宿に忘れたと言っていたが、どうやらタクシーに落としていたみたい。
こんなの連絡してくれる運転手さん、素敵すぎる。

明日、宿に届けに来てくれると言うので、ついでにSerasa Ferry Terminal(https://maps.app.goo.gl/GjSEheAsbms4WgUS8?g_st=ic)まで乗せてもらうようにお願いした。そこからラブアンへのフェリーが出ている。
やり取りの途中、自分の英語がダメすぎてSerasa Ferry Terminalまでバスで行きたいみたいな感じの翻訳になってしまったが、ダート事務局は親切に陸上交通局のバス路線のリンクまで送ってくれた。
優しすぎる。
世界一親切な国という前評判は伊達じゃない。

宿に戻ってビールと日本酒を飲みながら買ったものを食べるも、食べ過ぎてお腹が苦しい。



昨夜はホテルに着いてそのままベッドに倒れ込んだようで、そのままの姿で目覚めた。


若干のダルさはあるが、動きたくないほどではなかったので助かった。

朝食ビュッフェ会場へ。
簡易な机と椅子が大量に並べてあり、雑多な感じが修学旅行っぽくていい。
隣の白人のおじいさんが、鮭の切り身をめちゃくちゃ取ってきていた。しかし、その量に似合わず、フォークとナイフで上品にチマチマと食べていた。

自分は二食分ぐらい食べた。

8:40ホテルのシャトルバスに乗り、9:00成田空港着。
リュック一つで預ける荷物もなく、早め早めの行動で、全く急ぐことなく、スムーズに時間が余った。

ブルネイには酒が売っていないということで、出国手続き後に免税店を見てみるが、高い酒しかない。
結局、コンビニでビール3本、ウイスキー700ml、日本酒300mlを買った。

搭乗まで、「DoodleJump」というジャンプするかわいいキャラを動かして、敵や穴を避けながら進み続けるアプリで遊んだ。
ハマる。

飛行機はロイヤルブルネイ航空で、成田からなんと直行便。
11:05搭乗開始、11:45から6時間のフライト。
時差1時間で、現地16:45着予定。

飛行機は小さめで、シートは3列・3列でほぼ満席。
前後シートの間隔は狭い。
前シートにモニターが付いているため、前の人が席を倒したことでモニターがすごく近い。

機内で見られる映画は日本語字幕がない。
日本の映画は「お嬢と番犬くん」と「爆弾」の2本なので、仕方なくその2本を見た。

6時間は長い。
席は狭いし、3列で満席なので、トイレも気が引ける。
やはり移動は1時間ちょいで行けるところに行くのがよいな。しかし、そんな近場はほとんど行き尽くした感があるな。
そんなことを思いながら、外を眺めたりしていた。

機内食は魚を選んだ。おいしい。
プラスチックのフォークしか使わなかったので、スプーンとナイフを念のためバッグに入れておいた。

トイレに一回行ったが、数人並んでただけなのにめちゃくちゃ遅い。
トイレは2つあるのに、左側が全然出てこない。
右側だけで3人ぐらいトイレを済ませた後、左側からヒジャブを巻いたおばさんが出てきた。
そのおばさんはお腹の調子が悪いのか、その後もトイレに向かう姿を見て、少し気の毒だった。
やたらトイレを待たされるこちらも気の毒だが。

入国審査後に酒の持ち込み手続き。
空港スタッフが丁寧に教えてくれて、空港の端末から入力したが、現物のチェックはなかった。
むしろこの手続きのことを知らなかったら、何も手続きせず素通りで行ってしまいそうな感じで、拍子抜けした。

空港では1万円のみ両替した。
1万円が76ブルネイドルになった。

現地での移動はタクシーがメインで、「Dart」という配車アプリが便利というのを見ていて、アプリはダウンロードしてある。
しかし、もしかしたら呼ばなくてもタクシーいるかもと思い、空港の外に出ると、でかでかと「Taxi」と書いてあるカウンターがある。
そこのおじさんに聞くと、今夜の宿泊先であるジュビリーホテルまで20ブルネイドルで行くと言う。
ダートで調べてみると言うと、ダートではいくらか聞かれる。
(注:ブルネイではほとんど英語が通じるが、こちらの英語力が壊滅的ななため、会話は全て雰囲気)
ダートで現在の場所と目的地をセットして出た金額は11ブルネイドル。
結局、そのおじさんが11ブルネイドルで行ってくれた。
配車アプリがない時代なら、値切ってもおそらく15ドルは払っていただろう。
簡単に相場感が分かるのは、客にとってはいい時代である。

おじさんに「ワッツデリシャス?」と聞くと、「アンブヤット」という。
これはブルネイ名物で調べればすぐに出てくる、無味無臭のデンプンにソースをつけて食べるやつだ。
逆に日本で外国人においしいものを聞かれたら、何と答えるだろう。
スシとか聞くまでもないだろうし、自分の好きな物でどこで食べても美味しいのはラーメンかな。

17:30頃ホテルに到着。野良犬が2匹いる。
しかもでかい。
ホテルの人に「ドッグ デンジャー?」と聞くと、大丈夫だとのこと。
しかしこわい。
部屋にいると犬の吠える声が聞こえる。

部屋でひろきが持ってきたうまい棒納豆味を食べた。

少し出歩く。
夕方歩いていても、歩いている人がほとんどいない。車文化だからか。
夕方は涼しくて過ごしやすい。



猿が街灯に登っていた。
テングザルがボルネオ島の固有種だそうだが、これは普通の猿。
それにしても街灯が高い。意味わからんぐらい高い。

ショッピングセンターのフードコートでアンブヤット(2人前で17ブルネイドル)を食べてみる。
付け合わせは全ておいしいのだけど、肝心のアンブヤットは味がないくず湯みたいなもの。
正直、アンブヤットじゃなくて、ライスの方が合う気がする。

夜になり、段々と人が増えてきた。
しかし、同じ飛行機で来た日本人はどこにいるんだろう。
一度ブルネイ川沿いのウォーターフロントあたりで、入国審査で順番を譲られた女の人を見かけたが、他には見当たらない。
みんな、The Empire Brunei (ブルネイの自称7つ星ホテル)の方にいるのだろうか。

スーパーでお菓子と水、カップ麺、明日の朝食のパンを買う。
あやしい日本語が書いてあるお菓子が結構ある。
お菓子はナガラヤのナッツと「しょうゆうみい」(日本のベビースタードデカイラーメンみたいなやつ)にした。

ホテルに戻り、1泊分しか予約していなかったので、とりあえず1泊の延長をお願いした。

ひろきがベッドに置いていたうまい棒納豆味の袋のゴミに小さい虫がたかっていた。
部屋の隅のすきまから入ってきている様子。虫除けスプレーを振りかけておいた。
なんかここに延泊したのを少し後悔する。
そもそも虫がイヤで夏はアウトドアをしない二人なのだ。

夜「DoodleJump」をしながら酒を飲み、現地のカップ麺を食べて寝た。

はじめに

このブログは、「な」と「ま」で切り盛りしている。
ブルネイに関して、こちらは「ま」の記録である。
なお、非常に記憶力が悪く、記憶の改竄も頻繁に起こるという残念な特性がある。
そのため、二人で同じことについて書いていても、まちまちな内容になることがある。
それも加味した上で、お互いに補う合うためのブログでもある。



先日、ひろき(「な」)とブルネイへ行くことが、サイコロを振って決まった。
それについては全て端折るが、ついに旅立ちの日がやってきた。

飛行機は6月21日の11:45、成田空港からの便。
名古屋から当日の始発で向かっても間に合いそうではあったが、念のために前日入りし、成田の東横インに泊まることにした。

16:00に名古屋駅で待ち合わせ。
いつもの金時計に先に来ていたひろきをすぐに見つけた。

16:25の新幹線で東京へ向かう。
新幹線ではビールと日本酒を飲みながら、お絵描きしりとりのアプリで遊んだ。

東京でまずは飲みに行こうと、とりあえず品川駅から東京駅へ。
八重洲地下街の「アンテナアメリカ」という立ち飲みバーで、アメリカのクラフトビールを飲む。
一面にたくさんの見たこともないビールが並んでいて、魚釣りのイラストがかわいいWC IPAを選んだ。
味はおいしい。
(基本的に何を飲んでも、何を食べても、それはそれでおいしいと思っているので、ほとんどの物がおいしいという感想になる。)
イラストがかわいいので持ち帰りたいなと思ったが、空き缶は邪魔でしかない。
よく見ると缶にシールが貼ってあるタイプで、そっと剥がすときれいめに剥がせたので、iPadに貼った。
あくまできれいめであり、完璧にきれいなわけではない。

次に世界の山ちゃんで手羽先を食べた。
日本人が海外で和食を食べたくなるように、名古屋人は東京でも名古屋飯が食べたくなるのだ。
名古屋にいてもたまにしか行かないのに、不思議なものだ。
そうか、海外旅行で味噌汁が恋しいと言っている人も、日本での朝食はパンだったりするのと同じだろうか。
なくなると欲しくなる。
なくしてから気づく。
悲しきかな、それが人、いや、それが名古屋人なのである。

その後、東京に住む大学時代からの友人Hと飲むことに。
最寄駅であるという本所吾妻橋に行き、居酒屋で飲みながら待つ。

合流後は無事に飲み過ぎて記憶がない。

終点で駅員さん2人がかりで起こされている自分をひろきが撮影していた。
翌日見せてもらったが、画角から、少し他人のフリをしている距離感が伝わってくる。

そこから成田までの電車がなく、結局タクシーで1万円ぐらいかけて東横インに行ったそうだ。

7つ星で10時間睡眠を決め込んで、朝7時半に起床。せっかく大理石なので再度浴槽に浸かり、約4,000円の朝食バイキングへ。

食事内容は東京のすこしいいホテルと同等だったが、現地のものを選べるたのしさ、体育館ほどの高さがある天井の空間で食事できる特別感はとてもいい経験だった。

とはいえあまり現地のものは食べず、小籠包やビーフカレーなど普段から好きなものを選んだ。ビーフカレーはこれまで食べたカレーの中でもかなり上位だったと思う。

朝食後、この旅で初めての便意を催したため、部屋に戻ってトイレにこもる。便器の隣にある「便器らしきもの」の正体をAIで調べると、またがってお尻を洗う器具らしい。

手間や正確さを加味したうえで、どう考えてもウォシュレットのほうが7つ星を感じられそうだが、現地の価値観に基づくとそうではないらしい。

しっかり出し切ったのち、何度も忘れ物がないかくまなく調べてチェックアウトの11時に部屋を出た。

さて、今日の24時30分に成田行きのフライトで帰るわけだが、今回の旅最大のヒマが訪れる。ここを制してこそブルネイ旅を制したといえる。

大してアイデアもないが、松本くんの調べてくれたモスクに向かうことに。配車アプリDartで正面玄関までお迎えをお願いすると、先日車内でぼくが落とした1万円をホテルに届けてくれた「nurr」とマッチした。

感動の再会ムードになるかと思いきや、nurrはこちらの顔を見ることもなく乗車を促した。気づいてないのかと思い、後部座席かは「Long time no see!!」と話しかけると、ようやく「year year」と返事があった。おそらくブルネイでは旅行者も運転手も少ないため、このような再会は珍しくともなんともないのかもしれない。

ほどなくして着いたモスクはなかなか壮大だった。RPGで出てくる「試練の塔」的な建物もあって、冒険心をかき立てられた。観光客が入れるのは14〜15時のわずか1時間だったが、その間に限りなく絨毯で敷き詰められたモスク内をこれでもかというほど散策することができた。

信者と見える男性が、床にひれ伏して祈る姿が印象的だった。それとは別に、男女の祈る部屋が分かれていたりもするようで、このあたりは知識の薄いぼくでは何が行われているか全容がつかめない。

モスクからthe mallというブルネイ最大級のショッピングモールに移動して丸亀製麺でランチタイム。親子丼やチキンカツカレーなど、豚肉を使わない和食が豊富にあること、海苔の天ぷらなど日本で見かけないトッピングもあること、帰り際にスタッフ一同で「アリガトウゴザイマシタ〜!」と声をかけてくれることが印象的だった。そう、この日記はほとんど備忘録のために書いている。

その後、ダイソーへ行ったり、ゲーセンで遊んだり、映画館でトイストーリー5を観ているうちに、近くでナイトマーケットが始まる時間になった。そう、ただの地元民が夜飯を食べにくるだけの場所だが、それゆえに最高なのだ。

松本くんはナシカトック、ぼくはミーゴレンを主食として、実質最後の現地食を嗜んだ。松本くんはきりたんぽを再挑戦していた。冷蔵庫冷え冷えきりたんぽよりは食感がマシだったが、まあきりたんぽはきりたんぽだった。ぼくはタップリ500mlほどあるアボカドのフレッシュジュースも飲んだ。「フルーツを液体化して供給する」というのは、個人的に余るほど豊富にあるんだろうという偏見がある。アボカドがジュースにするほど豊富なのは羨ましい。これも1ブルネイドル。約120円で飲める。

21時ごろには空港に着き、0時半発のフライトを待った。過去これほどにガラガラだった空港は初めてかもしれない。荷物検査も我々2人しかおらず、PCさえカバンから出さないゆるゆる審査であっというまに搭乗口へ着いてしまった。

搭乗口には、いったいブルネイのどこにいたのだろうと不思議になるほどの日本人が集まってきた。旅中はほとんど聞かなかった日本語にすこし安心感を覚え、ほどよい眠気に誘われるまま搭乗口をあとにした。

昨日は終始パリピ音が部屋内まで鳴り響いていたが、なんとか寝れたみたい。今朝9時半のフェリーで帰らねばならないため、足早で近くの食堂へ。

地元民で賑わってた食堂のマレーシア食うまい。焼きそばにあんかけのかかったようなモノで、200円くらい。働いてたおばさんに日本から来たと告げると大変喜んでくれた。沖縄の食堂にいるオバァのような風貌で働いている人もいて、いい空間だった。

フェリー乗り場へ向かう前に、最後のお酒を買う。ふたたびブルネイ国内に持ち込むためだ。ようやくビールが1缶あたりで売っている店を見つける。ハイネケンも地元ビールも1缶4リンギット。157円。

どうして地元ビールも欧米系輸入ビールも同じ値段なのだろう。仕組みがまったくわからない。お酒が続いてることもあり、量はそんなに要らなさそうだと予想。旅の疲れもあるため、荷物はなるべく重くしたくない。昨日は部屋で日本から持ってきたウイスキーも大量に捨てた。そしてビールを2缶だけ買う。松本くんは4缶買っていた。

いよいよ不要になるリンギットをうまく使い果たしてフェリー乗り場へ。すでに買ってある復路のチケットを受付で渡すと、なぜかお金を要求される。

Why? We already paid.

と言うと、tax、ということらしい。本料金に加えて2人で24リンギット必要だと。まもなく乗船開始となる中で、リンギット札を酒で使い果たすピンチ。

いそいで財布を漁ると、なんとか30リンギットあったので二人分払うことができた。このような残り現金とのせめぎ合いは、THE 海外旅というカンジ。ひとまずフェリーに乗れてホッとした。

ブルネイの港に帰ってくると、ふたたび静謐な空気感に浅い懐かしさを覚えた。タトゥーや髪型で自己表現している人がおらず、だれをみても「いいとこのぼっちゃん」という雰囲気を醸している。

本日泊まる予定のThe Empire Buruneiのチェックインまで時間があったので、タクシーで適当なショッピングモールへ。このあたりの時間の潰し方はほんとうにブルネイ旅の鍵になるところで、あまり「時間」を「潰す」という表現はすきではないが、それでもどこかで「時間」を「潰」さざるを得ないのがブルネイだ。

こないだ水上集落ツアーをしたとき、ブルネイに6日間滞在する予定だと告げたとき、船乗りのおっさんがやや驚いていたのはこういう理由なのだと納得した。

ショッピングモールの一角にあったカフェでランチ。とくになんでもないチキンカレーとオレンジジュースを頼んだが、このなんでもない感満載のオレンジジュースがとても安くて美味しい。やはり南国はフルーツが取って捨てるほど豊富なのだなと実感した。

そして3時ごろにホテルへ向かってチェックイン。The Empire Buruneiは世界に2つしかないといわれる7つ星ホテル。本来は5つ星が上限だが、5つというには足りないとどこかのだれかが言ったのが広まり、通称7つ星ということになっているらしい。

しかし、余分に星を2つ付けてしまったがためにハードルが上がり、7つ星のクセに●●が残念だったなどとするネガティブな口コミがまあまあ多かった。ぼくらがいつも旅で泊まる場所など0.4つ星くらいだから、そのギャップはかなりのものだろうと期待した。

実際、とてもレベルが高かった。敷地内は広すぎてバギー移動だし、プールと海の境目がわからないほど広大なプールが敷地内を覆っていた。7つ星のクセにウォシュレットがなかったりベッド脇にコンセントがなかったりしたが、そこは見なかったことにしておく。

マレーシアから来た我々がお酒を持ち込んでいることを見越しているのか、プールから帰ってくると氷のたくさん入ったアイスケースが部屋に置かれていた。ここで前夜の「ウイスキーをすべて廃棄する」という暴挙を深く後悔する。卓球台が余裕で置けるほどの海に面した庭で、冷たいウイスキーが飲めたらどんなに美味しかったろう。

18時ごろになり、夕陽が見える先端スポットへ。砂浜際に映える立派な松の木、夕暮れを告げる虫の鳴き声。静止画を残しても動画を残しても日本の風景にしか感じられない。雲で水平線に沈む太陽が隠れてしまうかと思いきや、最後の最後だけ雲が切れて沈む様子がみれる珍しいサンセットだった。酒は部屋の冷蔵庫で眠っているが、とてもいい時間だった。

それから、ホテル内の軽食屋へ行ったり、部屋でビールを飲んだり、大理石まみれの浴槽に浸かったりした。

1泊2万以上する豪華ステイだったが、ひさびさの入浴で身も心もほぐれて、あろうことか21時半ごろ眠りに落ちてしまった。

今日はそそくさとブルネイを退散して、たった1泊だけマレーシアのラブアン島に向かう。

酒やタバコに税金のかからない天国のような島で、ブルネイとは対極的で陽キャな雰囲気を想像している。

港に着くのが早すぎて2時間ほどヒマがあったため、歩いて15分ほどの食堂に向かうことにした。

赤道直下の太陽を浴びながら歩道のまったくない道をトボトボ歩いていると、一台の車が止まる。27,8歳とみられる男の子が運転席から顔を出し、どこへ行くの、乗せてあげるよ、と。

一人旅なら問答無用で断っているところだが、松本くんはなんの疑いもなく乗せてもらうつもりのようだった。

きっと疑わなくていいのだろうが、こういう海外の声かけはほとんど疑って目も見ないままスルーすることが多くなった。ぼくがそうなったのは明らかに15年前のエジプト旅から。あそこでぼくは何か大切なものを失った気がする…

二人いればトラブってもまあいいかと思たことと、27,8歳の青年の瞳にまったくの曇りを感じなかったことから承諾して、車に乗せてもらうことにした。

ものの2,3分で着いてしまったが、歩けば10分近くを歩かねばならなかった距離だ。ついにはその青年に食堂まで送ってもらってしまった。

瞬時に疑いの目を向けた自分を恥じつつお礼を言って、車を降りた。アイスコーヒーを買ったり隣のスーパーマーケットに寄って時間を潰した。

高速船に揺られること90分。あっけない入国審査でマレーシアに到着して、真っ先に売店へ向かった。お酒が売っている。ただこれだけのことだが、とても恵まれていることのように感じる。

最低限のお酒を買ってミカサホテルにチェックイン。清潔でにこやかなおじさんがとても好印象の宿だった。ラブアン島はフェリー乗り場周辺にホテルが密集しており、狭いエリアに飲食店が困らないほど散らばっている。この食文化の豊かさに、ブルネイとは違う国に来た実感が一気に押し寄せた。

部屋の中で、日本から持ってきたウイスキーを部屋のマグカップに注いで、雑な部屋飲みを開始。部屋飲みは楽しい。1秒で横になれるし、トイレも10歩先にある。


部屋飲みでいい気分になった夕方6時頃、だんだん街がにぎやかになるのを肌で感じた。外から重低音の響くドゥンドゥンした音がどんどん大きくなる。やはりここは陽キャの性質を持っているらしい。


ようやく外に出ると、すぐ近くにナイトマーケットがあったので向かう。ブルネイのそれと違うところは、観覧車やゴーカートのネオンが輝いてる点だ。全体の敷地に対する子供向けコンテンツの面積が大きくて驚いた。そのことからもわかる通り、日本よりもずいぶん平均年齢が若くて勢いのある土地柄らしい。


ナイトマーケットでは食うところがなかったので、再びホテル近くの飲食街へ。明らかに中華系が経営してる食堂でチャーハンやビールを嗜んだ。「ナシゴレン」とオーダーしたら、どこからどうみてもノーマルなチャーハンが運ばれてきた。


ビールは大瓶が400円。これだけで安いと思ったが、1瓶おまけで付くらしい。まさに噂通り、酒好きにとっては天国のような島かもしれない。


食いきれないほどのチャーハンを二人でギリギリ完食して、食堂を後にした。


その後、ICHIBANというマッサージ屋へ。フット60分コースを受ける。1,700円。とても安い。松本くんは終わった後はすっかり眠っていて、スタッフさんに「アンタの友達、起きないからアンタが起こしてヨ」と頼まれる。東京のデジャブが早すぎる。


松本くんはマッサージが気に入ったようで、こんな気持ちいいなら日本でも受けに行こうかと。ぼくは2週にいっぺん行くほど大好きなので、話題が増えるのは嬉しい。しかしマレーシアのマッサージはずいぶんソフトだったので、わりとゴリゴリ攻めてくる日本の中華系マッサージはすこし性に合わないかもしれない。


さすがにマッサージ後は部屋に帰って即倒れ込むかと思いきや、それからまた酒を飲んだりスマホのゲームをやったりした。きっとマレーシアの陽キャがそうさせている。数店のカラオケやクラブから聴こえてくる騒音は夜中3時まで続き、3時で静かになったかと思えばそこからはW杯中継の音が部屋内へ漏れまくった。


とにかくブルネイの静謐さを一気に忘れさせる印象的な一夜だった。

今日は観光客の99%が訪れるであろう水上集落ツアーに参加した。といっても、川沿いをウロウロしてたときに声をかけてきた船乗りのおっさんにそのままホイホイ付いてってボートに乗せてもらうだけ。

小さな電動ボートを走らせて受ける風は気持ちよく、マングローブの中をひたすら奥へと突き進む。なんだか有名らしいテングザルのファミリーを見たり、動物園でみるようなデカい野生のワニをみた。ワニはなかなかの迫力。

水上集落はほんとうに水の上の集落で、住居や売店はもちろんのこと、学校や警察署まである。

なかには杭だけ残って建物が朽ち果てた廃墟のようなところもあって、なかなか見応えがあった。木が渡してあるだけの歩道をどきどきしながら歩いて、暮らしの一部をいろいろとみてまわった。猫がのんびりしてて可愛かった。

本土へ戻ってきてからは、博物館でひたすら歴史の遺品をみてまわった。歳を重ねてからは、なぜか歴史の遺品をダラ見するのがたのしい。極上のカーペットが敷き詰められた館内は、裸足で歩いているだけで気持ちよかった。

さんざん歩いてみて周り、一度ホテルに戻って爆睡。さいきんの旅では、午後に一度昼寝をはさむことが多くなった気がする。若い頃はどうしていたんだろうな。昼寝をすると、夕方以降の観光が疲労によるストレスなしで楽しめるからとてもいい。

2時間ほど眠って向かった先はナイトマーケット。といっても、観光向けのものではなく、地元民がわらわらと集まって夜飯を食いにくる屋台の集合体のようなところ。ゆえに客引きもなく、値段もローカルで、味もよい。しかも毎日開催。東南アジアは外食が安いからあんまり自炊しないというアレだ。

米にヤンニョムチキンをごろんと埋め込んで紙で巻いただけのナシカトック。120円くらい。これ1品で腹八分目くらいになるので、食べたいものはたくさんあってもなかなか食べられない。肝心の味だが、なかなかうまかった。

ソトというスープ、冷たいマンゴー、プロットパンガン、ほぼ衣しかないエビの天ぷらなど、買いすぎた一部を持ち帰って部屋で一杯やった。日本から持ち込んだ日本酒がうまい。

バナナの葉にもち米を包んだプロットパンガンは、どうみても見た目がきりたんぽのそれだった。味も値段もマンゴーは安定のクオリティ。日本は勝てそうにない。