昨日「林先生の初耳学」を見た出汁~♪

 

和食店でお勤めの方はよくご存知だと思うのですが、和食店は勤務時間が長いです。

朝8時から夜12時まで仕事(休憩なし)とか、普通にあります。(稀かもしれませんが、私はそんな店で働いたことがあります。)

ですから、仕事が終わってから頭を使うテレビなどは基本見る気にならない。

という方が多いのではないかと思います。

 

私も勤めていた時はそうでしたが、今は柔軟に仕事ができるようになったので、たま~に学びのテレビなんかも見ます。

 

そこで、昨日気になったのが「非認知能力」というもの。

ネット時代ですので詳しくは調べていただきたいのですが、そこに登場した中室牧子先生によると《例えば同じ学力でも年収格差が生まれる》その原因の一つとして「非認知能力」なるものが関係しているとのこと。

「非認知能力」に対して「認知能力」というのもあり、こちらは認知できる能力、すなわち学力やIQや記憶力のように数字化できるものです。

「非認知能力」は《我慢をする力》や《やり抜く力》、《友達と仲良くする力》、《前向きに考える力》などなど多数ある、いわば人間力とも言えるものです。

 

昨日テレビで見て知ったばかりの言葉で、今朝少~しかじったばかりですので、まだまだ咀嚼できていませんが、直感的に感じたことがあります。

 

これって、食べることとも関係してるんじゃないかしら????

と。

例えば飲食店の「認知能力」は売り上げや知名度、繁盛度など経済的側面全般。

それに対する「非認知能力」は料理の内容や食材、おもてなしなど店の内容全般。

共に大事なことです。

 

僕はチェーン店は使わず、個人店を利用するということを習慣づけていますが、

電子レンジでチン!は味気ないのに対して、手作りのごはんにはやはり温かみがありますよね。

つまりは、料理の奥行きとおんなじ感じがする出汁な~、この「非認知能力」というものは。

 

出汁はインスタントじゃなくて、しっかり真心込めて「おいしくなってね」と作ってもらったお味噌汁の方が美味しい出汁~(笑)。

寒い海の中育った昆布を漁師さんが一生懸命とって、お日様のチカラで干して60手という手間をかけて作られる(昆布は出汁昆布にするまで60手数といわれるほどの手間をかけて本来作られています)海の物語。

心を込めて大切に作られた料理ってホント果てしないロマンなんですよ!

(あじなお画伯の「昆布」の絵^^)

 

わたしもそんな料理を作れる料理人になりたいと思って日々精進します。

 

なんだか所信表明みたいになっちゃいました出汁~(笑)

 

今日も一日がんばりま~す!

 

みなさまも頑張って!

 

ありがとうございます。