夏真っ盛りです。
「体にやさしく」を大切に日々を過ごしています。
日本人は意外に気づいていないかもしれませんが、日本の夏は過酷です。
本日は和食的に夏に体をやさしくする、ぬか漬けについて書きます。
なぜぬか漬けについて書くのかといえば、自分の体験からこんなに素晴らしい料理は他にはない、と感じるからなんです。
料理というか、不思議ですよね。ぬか床に漬けるだけの料理。味付けはいわば塩と入れる野菜で、しかもかき混ぜて菌に任せるという調理法。
でもそれが良いのだと感じています。
自然調理ということです。
暮らしているその場所の、その風土で、食べる人が作る。
ぬかとこに入れるお野菜も、暮らしている土地のものが良いと思います。
きゅうり・茄子・人参・長芋・ミニトマト・・・なんでも漬けられます。
でも、ぬか漬けのぬか床の状態を良い状態でキープするのってかなり難しい。
それはそのまま日本の風土と自分自身を表している気がします。
漬けるもの、さらには温度や湿度といった外的要因、さらにぬか床のぬかという内的要因、
塩・かき混ぜ方なんかで状態は常に変化していきます。
人間の体の状態の9割方の鍵を握ると言われる腸。
その腸とぬか床はなんとなく似ている気がするんです。
それは菌が司る世界だからです。
ぬか床を制する者は夏の体調を制すると言える気がします。
「自分の体験からこんなに素晴らしい料理は他にはない」
と書いたのは、毎日とても素敵な大きな便りが届くからです。
(ちょっと汚い話に感じられた方。。。すみません。)
自分がおいしいと感じるぬか漬けを作れば、
それは体が喜んでいる証拠です。
そしてそれは便りとなって、教えてくれる。
ぬか漬け作ってみませんか?
まず、ぬかを用意して、塩水を入れかき混ぜて、野菜を入れて発酵させればぬか床は出来上がりです。
あとは上手くつくる私なりのコツを次回に。
最後までありがとうございます。