農業と若者 その③



【農業を担う若者】(Ⅲ)

 平成22年、宮崎県で口蹄疫が発生したときのテレビで、


大規模な畜産経営の社長さんが登場しました。


その社長さんにはお会いしたことがありますが、


なんと、自分が初代で、豚さん2頭から始めたそうです。


金融機関を拝み倒して元手を借りて、


スタート。今では豚さんが数万頭です。



 こうして書いてしまうと数行ですが、


その社長さんのこれまでの人生や行動を物語れば、


本の数冊が書けると、容易に想像がつきます。


このブログの管理者、


宮田さんのお父さんが書かれたグリーンツーリズムの本、


読まれた方もいるでしょう。


本に書かれて読んだ内容と現実の宮田さんの経験との違いを読み取れるでしょうか。


その感性こそが現代では重要視されていると思いますが、


実は農業経営に最も重要な要素はそうしたところにあるのでは、


とも思います。


 何が言いたいか・・・・・。


農業をやるのは、実は社長業をやることなんだ、


ということです。


これで生活する、


子供達を立派に育てていき、


その子供にとは言わなくても経営をゴーイングコンサーンせしめる。


これはもう社長業です。


これが単に農産物を生産をするのとの違いです。



 農業やりたい若者は多いかと思いますが、


一言で言えば、しっかり税金を払う農業をやらなければ、


将来はない。


単なる趣味の農業ではありません。


家族を養い、社会に貢献する真の農業を目指すならば、


何の職業よりもチャンスが多いのが農業です。







どうでしたか?

次回が楽しみですね!!


エスさんありがとうございます。