久しぶりにエスさんから特別寄稿です。
TPP参加に思う その8
■「米を食おうぜ、国のため」と叫びましたが、
日本国民が食べる米を具体的にイメージしてみたことがありますか?。
仮に、普通にお米を茶碗で食べるイメージで、
日本人1億3千万人としましょう。
●1億3千万人が1日に3回、
茶碗で1杯づつ、365日食べたとします。
茶碗1杯のご飯に使う白米を75gとします。
すると、
75g×3杯×365日×1億3千万人÷1000÷1000=1067万6250トンです。
ところで、田んぼ1ヘクタールでどれくらいの白米がとれるでしょうか?
おおよそ、4トンくらいです。
すると、1067万6250トンの白米を確保するためには、
おおよそ、
1067万6250トン÷4トン=266万9062ヘクタールです。
▲最近の統計では、
国内の水田面積はおおよそ250万ヘクタールですから、
なんと、日本人がまじめに米を食べたら、
国内の田んぼでは足りないのかもしれません。
ところで、この水田面積の中から、減反をしているわけですから、
裏返せば、みんなで米をガンガン食えば、
少なくとも減反政策に使う国家予算は、削減できるのではないか、
と考えるのは素人過ぎる発想でしょうか。
もちろん、日本の食文化から考えれば、
日本人にとって最も身体に優しい食生活がどんなモノか、
これも大きなメリットだと想像できますね。
久しぶりですが、いかがでしたか?
結構いいでしょ!
次回を期待しましょう!!!