平安時代前期の歌人、桓武.平城天皇の孫
在原業平ありわら の なりひら
 
「伊勢物語」の主人公とされ
訳あって京の都を離れ、東へ旅をして
各地で歌を詠みます
 
5/28 業平忌

在原業平をテーマに「杜若の茶会」お茶
 
床の間 掛物は
「業平東下り図」尾形光琳筆
(原本は五島美術館所蔵)
馬に乗る、うりざね顔の業平
初夏に雪が残る富士山を見て詠んだ歌
「時しらぬ 山は富士の嶺 いつとてか 
鹿子まだらに 雪の降るらむ」富士山雪の結晶
 
萩焼 掛花入れに鉄線(クレマチス)🌼
 
根津美術館で購入した
ミニチュア燕子花図屏風 尾形光琳筆 を飾りましたニコニコ

三河の国(愛知県)八橋で詠んだ歌
らころも つつなれにし 
ましあれば 
るばるきぬる びをしぞおもふ」
 
濃茶
 
お菓子は「風薫る」カキツバタ
 
薄茶
お菓子は「稚鮎」を舟形の器に金平糖を添えて

 

隅田川で舟に乗り、都鳥ユリカモメを見て
「名にしおはば いざ言問はむ 

みやこどり 

我が思ふ人は ありやなしやと」

 

墨田区の業平橋は在原業平に由来するとも…

「源氏物語」の作者 紫式部も
「伊勢物語」を読んだとされます
どことなく、在原業平が光源氏と重なります…ニコニコ

床の間に絵画を掛けると茶室の空間が広がり
茶席が明るく華やかになるように感じますキラキラ

お客様が美味しそうにお茶を召し上がる様子を見て安堵しますニコニコお茶