季節の茶会 「初音の茶会」お茶
 
源氏物語 二十三帖「初音」
新春の様子を描いた物語門松
 
明石の君が、
離れて暮らす娘 明石の姫君に送った和歌
 
「年月を待つに引かれて経るひとに
  今日鶯の初音聞かせよ」
 
長い年月離れて会わずに暮らす母に 
せめて年の初めに初音(文)をください
 
 
光源氏が歳暮に各姫君の衣を選び届け
新春に姫君たち
明石の姫君花散里玉鬘紫の上
が身につけた衣の色をイメージして
和紙を懐紙に挟み
うぐいす餅をのせましたお茶ニコニコ
 
 
薄茶のお菓子は「梅一輪」
 
お客様は、可愛らしいお菓子に喜んで下さり
源氏物語からさまざまにお話が広がり
とても和やかな春めいたお茶会となりました桜お茶