今回はテーピングの話をします
テーピングには
固定、サポートと
二種類の役割があります
固定とは
捻挫や肉離れで痛めた関節、筋肉を
動かないよう固定し
安静の状態を保つ役割があります
主に伸びないテープを使います
サポートとは
痛めた筋肉の働きを助け
筋肉にかかる負担を軽減させる役割です
主に伸びるテープを使います
注意すべきなのは
テーピングは
無理に動かすためや
ケガをなかったことにできる
魔法のテープではありません
いくらテーピングをしたからといって
痛めた場所にはストレスがかかります
無理をして練習、本番をしても
治るまでの時間がのびる
今よりも悪化するという
本末転倒の結果になります
もちろん
大切な時期
大切な試合
そういう時こそテーピングが必要だと思います
しかしその大切な時に
動けないのでは意味がありません
日常的にテーピングをして
無理をするのではなく
その時に間に合うよう
休息と練習をバランスよく行うことが
選手生命にもかかわる
大事な事だと思います
あくまで
日常生活のサポート
治りを早くするためのものと
理解しておくことが大切です
またケガ予防や再発予防に
テーピングを使うこともありますが
できる限り筋肉を鍛え
弱い関節の支えを強化し
テーピングに頼りすぎないようにしましょう
テーピングに頼ってしまうと
その分の筋力は落ち
ますますケガをしやすくなっていきます
またそれによる心理的不安も
テープから離れられない原因となります
きちんとした
計画をたて
症状の軽減に合わせて
巻き方を変えながら
上手にテーピングを使いこなしましょう