テレヴィで放送されてた某ピアニストの演奏を聴いて、真面目色の濃い演奏とか、羽目を外さない演奏とか、悪魔の一滴が無い演奏とか、良い人っぽい演奏とかってのが、生理的に無理過ぎなんだって痛感しちゃった。なんだか


≫ あら、こういった本は有害図書じゃありません? さっくり指定して
≫ 子供達にはキレイなものしか与えないようにしないと、おほほ



みたいな感じ? あー、想像したら全身痒くなってきたビックリマーク

勿論ミスは少ないに越した事はない。 けど、コンクールとか試験とかは別として、普段楽しみで聴く演奏って、ミスタッチの洪水でも全然OK。それよりも、生々しい感情が伝わる演奏が聴きたいって思っちゃう。人間の感情ってさ、キレイなものだけじゃないわけよ。恨みとか、憎しみとか、そういう感情を削って「キレイ」にしちゃうのって、どうなんだろうなって思う。 良いの? 良くないよね?? そうやって出来上がった「(いわゆる)優等生的」な演奏って、すっごい嘘臭いし、自分の目には偽善にしか見えない。



芸術って、感情を表現するものだと思う。 だから、「無駄なものを省いて曲の核心に近付いて・・・」って言いつつ、心の動きまで排除しちゃったら、演奏する意味なんてなくなっちゃう。 キレイな感情だけを残す事も、同じ。


そんな事を考えながら、届いたばかりの林檎女史の新譜DVD、「座禅エクスタシー」をデッキに入れてポチっとな。洪水のような感情に溺れそうになってしまった。これは凄いビックリマーク

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2754580


 
座禅エクスタシー