半袖のシャツを出そうと押入れを開けたら、「さっさと整理しろよ」って声が聞えてきた。 声の主はカッチリと列の揃ったヴィデオ・テープ達。HDDレコーダーを買った時に、今までのVHSヴィデオテープを整理しないとな・・・とは思ったものの、思っただけで整理する事は無く、袋に入れて押入れの中に「押し込んだ」ままになってたってワケ。
整理をする時間は無かったから、今日も相変わらず放置をする事にしたんだけど
、テープの背に張ってあるシールを見てたら、その中の「健太郎 発表会」なる1本が気になってデッキにin![]()
それは家庭用のヴィデオ・カメラで撮影されたもので、今から15年以上前のピアノ発表会の模様を収めたもの。 黒い服を着たポッチャリさんなケンタロウ君がソロソロと登場して、恥ずかしそうにヲ辞儀をした後、ショパンのバラード4番を弾き始めるんだけど、その演奏にビックリ。
バラードを弾くケンタロウ君は、当時中学2年生。中学2年生って言ったら(ミソジから見たら)、「まだまだ子供」って気がするけど、その「予想外に」大人の演奏に我ながらびっくり。 自分では、高校・大学・研究生・・・と、それなりに経験も積んで、成長してきたつもり。
って言うか、「成長してたら良いな」って思うっていうか、「成長してなかったら嫌だな」って言うか
自分では、演奏は随分変わってるだろうなって思ってたんだけど、ところがドッコイ
中学生のケンタロウ君の弾くバラードは、基本今と全く一緒。今も強いとは言えないテクニックだけど、当時はもっと貧弱だったから、技術面の傷なんかは勿論有るんだけど、差なんてそんなモンだよ。 びっくりだね。
歌わせ方とか、遊ばせたいポイントとか、立ち止まりたい場所とか・・・etc. 今現在、「バラード4番を弾いてみて」って言われたら、多分(細部はもっと仕上げるけど)殆ど同じスタイルで弾くと思う。自分では、「大分演奏が変わったな」って思ってたんだけど、確かに色んな表現の仕方を教わって幅は広がったんだと思うけど、「遺伝子はそのままだったのね」・・・なんて。
普段自分の演奏を録音するのは嫌いだけど、こうやって聴くと面白ーい![]()