ピアニスト・安嶋健太郎(アジマケンタロウ)のブログ-HANONピアノ教本



ピアノをやってる人にはお馴染のハノン。
ピアノを習う人にとっては殆ど必須科目ともいえるハノン。
どちらかと言うと、「良薬口苦し」的に使われる事は有っても、
なかなか『好き』って言う人は少ないハノン。


僕のプロフィールは、『幼少からピアノをはじめ...』って事になってるけど、小さい頃から一生懸命にピアノに向かっていたって事は「全く」なくて、練習するのは1週間に1度、先生のお宅に伺った時のみ(30分レッスン)。ヒドい時は、レッスンに行っても、先生とお喋りをしただけでピアノを弾かずに帰ってたりしたから、当然上手くなる事もなく、4歳からピアノを始めたくせに小学5年生でようやく「バイエルを終えてブルグミュラーに」というレヴェル。


その後、或る演奏を聴いて衝撃を受けて、「真剣に音楽を勉強したい!」って思うようになって、小学校卒業間近になって「自分から」練習開始。 その後、「先生の先生」の所に伺うようになるんだけど、ここでハノンと『ハジメマシテ』。「きっと指のためには良いんだろうな」って風には思ってたけど、それ以上の感覚を持つ事はなかったけど、初めてハノンが面白いと思ったのは、東京音大の三浦捷子先生のレッスンを受けるようになってから。


今でも忘れないんだけど、大学受験に合格した後の初レッスンの課題は、バッハの平均律を1曲、ショパンのソナタ3番から第1楽章、バラードを1曲、スケルツォを1曲(全て新曲)だったんだけど、ショパンのソナタを弾き始めてすぐ、止められて



ちょっとハノンの7番弾いてみてくれる?



沢山譜読みしたのに、突然ハノンの7番のレッスンが始まって、その日のレッスンはハノンの7番のみ。『次回は8番ね』って言われて、その次のレッスンも同じくハノンの8番のみ。ただひたすら指の上げ方、下げ方、使い方、手首の位置・・・って感じで、8番のレッスンの最後に、『良くなってきたんじゃない』って言葉に、「ああ、これでハノンから開放されるんだ・・・」ってホッとしたら


じゃあ、次回のレッスンはハノンの1番から60番までね


ガーン、、、ショック!

そして、ハノン3回目は自宅レッスンでは、午後の早い時間から遅くまで1番から60番までカリカリカリカリカリカリカリカリ弾いてヲリましたのですよ。 大変だったし、泣きそうだったけど、そういうレッスン受けられて良かった。


実は先週から今週にかけて3人、当時自分が受けたのと同じ、「ハノン祭り」を開催してたんだけどね、生徒にアレコレ言いながら、当時の事を思い出しちゃった。