全ての検査結果が出たので、病院へ行ってきました。



検査は腹腔鏡手術でした。

たまたま、明日なら手術ができるとのことだったので、心の準備ができないまま、娘には検査入院することとなったとだけ伝えて、当日入院し翌日腹腔鏡手術をしてもらいました。


病名は、スキルス胃癌。ステージⅣ。



地元の市立病院での検査結果。


胃癌の中でも、少し特殊なガンのようで、


治療していく中で、臨床実験の対象にならないか?
ということがメインの話しであったように感じた。
強い抗がん剤を二つ混ぜて、3つの薬を点滴していくというような内容だったと思う。
ただ、臨床結果がないのだから、
いい結果になるかもわからない。

私からすると、結果も大事だけど、
抗がん剤をうける副作用のことなどが怖い。
やり始めると、恐らく途中でやめたいとは
言えない感じにになるだろう、、、

不安なことがあっても、わかりません。
といわれしまうのがオチだと思った。

その臨床試験の対象となるためには、
他のガンが転移していないことなどが
条件だったりと、胸のしこりが気になるのでレントゲンを予定していますと言われた。
もう臨床実験をされる対象人物にロックオンされていた。

なんだか、涙がポロポロ溢れおちてきた。
20年前に、母もガンでこの病院で亡くなった。
53歳だった。
母よりも、生きていれない可能性が高くなった。

ずっと、生きていけることが当たり前だと思ってた。
普通に、老後のことを語っていた。
現状を受け入れられないまま、実験の話しが
勢いよく進んでいるように感じで、怖かった。

ただ、この病気と闘っていくのか?
質のよい、短命な人生を選ぶのか、、、

とにかく、モルモットはいやだ。
効果的な治療かもしれないことが大前提にあって、
話していただいていることはわかっているけれど、とにかく、怖かった。

もう少し大きな病院へ移ろうと決心した。
付き添いである弟が切り出してくれた。
私の気持ちをだいたい汲んでくれている。
紹介状を書いてまた、連絡をくれるとの話しだった。

東京にいる兄に連絡した。
病気のことを初めて伝えたら
飛んで大阪に帰ってきてくれた。
弟家族を含めて7人で、夕食に出かけた。

めっちゃくちゃ、笑った。
娘の学校生活の話しなどをしながら、近況報告をして。
めっちゃくちゃ、たのしかった。
お腹のキズがまだ、痛むから、
痛いくらいたくさん笑った。
甥っ子、姪っ子も本当に可愛い。

せっかく生きる一日。
なるべくなら、笑って過ごしたい。