いのちだいじに
戦争や病気を題材にした、なんていうんだろ、いのちだいじに系の演劇とか映画あるじゃないですか。
学校で見るような内容の薄いやつ。文部省推薦みたいなの。
あれやめたほうがよくない?
最初に言っておきますけど、別に俺は「命は雑に扱え!」「戦争はじゃんじゃんやるべき!」って思ってるわけじゃないんですよ。
本当に命は大事にしよう、戦争反対!って事を伝えたいんだとしたら、その、そういう映画とか演劇って逆効果だと思うんですよ。
特に中学生に見せたりするのが。
学校の授業とかで、そういう演劇を見にいったりだとか、そういう映画を視聴覚室みたいな所で見たりするでしょ。
ああいうのってこう、まあ、テーマがテーマなだけにしょうがないんですが、面白いもんではないじゃないですか。
悲しい音楽が流れたら「どうせここで死ぬんでしょ」とか思っちゃうじゃないですか。そういうもんだし。
中には面白いもんもあるかもしれないですけど、あったとしても、キャシィ塚本が巨大ギョーザの皮を窓ガラスにドーン!って投げてるほうがおもしろいじゃないですか、どうやったって。中学生は。
そんでまた、つまんないとも言いにくいじゃないですか。人が死んでるのに、つまんないってどういうことだ、お前は人間としてどうなんだ。ってことになりますし。
そうするとどんどん「いのちだいじに系」に対して拒否反応が出るようになって、こう、映画の紹介の所に「命の尊さが…」とか書いてあったりすると、反射的に「見たくない!」って思ってしまうようになって、
最終的に、あれ?俺はひょっとして「命は尊く無い派」に所属しているのか?という気になってしまいました。
これ、ただの俺の中学生の時の話ですね。
逆効果だと思うんだけどなあ。どうなんだろうなあ。
またあの、戦争物なんかの話なんだけど、「戦争はよくないよ!」って事は言うくせに「どうしたらいいのか」はあんまり言わない気がする。
戦争映画見終わって、「2度とあの過ちを犯してはいけない!」って感動して泣いてるおばさんとかもさ、家に帰ったら近所に住んでる外国人の悪口とか言ったりしてそうなんだよなあ。
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今日は特に何もなし。