どうしたらいいんでしょうか
石黒正数さんの「それでも町は廻っている」の4巻と「ネムルバカ」を買った。
両方ともおもしろかった。ネムルバカはちょっと泣きそうになった。
…うーん。
あれだな、俺はいかんな。
本を読んだりしても「おもしろかった」とかしか書かない。
書けないんですわ。ちゃんとしたレビューと言うものが。
そりゃね、いくら俺が無能だったとしても、がんばればそれなりのレビューは書けると思いますよ…たぶん。
でも、心にブレーキみたいなのがあって、書いちゃいかんような気になってくるんです。
これには理由がありまして。
前にもここでチラっと書いたんですが、中学の時におもしろい国語の先生がいましてですね、
その先生がある日突然、
「評論家にはなっちゃダメ」って言うんですよ。
評論家になるなら、自分でなにか作品を作ったり書いたりしてからにしろ、と。
俺も中学生だったのでその言葉を真に受けて、「うむ、評論家にはなるまい」と思ってしまったんです。
でも今じゃどうですか。
インターネット、ブログの普及によって、一億総評論家時代ですよ。
俺だっておもしろかっこいいレビューをチャキーン!とかっこよく書いてですね、ブログの読者を増やして「あじへいわっしょい!わっしょい!」と誉められてですよ、どこかの出版社のお偉いさんに「こちらの漫画のレビューをぜひお願いしたいのですが、これはほんの気持ちでございます」とか言われて100万円渡されて「うむ、よいよい」とか答えたりしたいんですよ。
でも、数年前から国語の先生の言葉が心にひっかかってですね、
「俺のような人間がレビューなんか書いていいのか?」と思ってしまうので、レビューが書けないのです。
時代に乗り遅れた感が尋常ではないんですよ。
それに、毎回「おもしろい」くらいの事しか書かないので、どんどん説得力がなくなってきてですね、
「おもしろいって、本当におもしろいと思って書いてるのか?」と疑われてるんじゃないかと思うんです。
おもしろいと思うからおもしろいと書いているのですが、疑われても仕方がないと思います。
どうしたらいいんでしょうか。
ウーパールーパーの労太郎と川太郎、ドジョウ達の記録
今日は特に何もなし。