うどんの店
こないだ、友人のいっぱいさんと話していた時に、「うどんの店」という小説を思い出した。
誰も知らないと思う。これは私が中学の時に初めて書いた連載小説だ。
当時、予定帳というものがあって、それに毎日、日記を書いてくる、という宿題があった。
日記を書くのに飽きた私が、そこに書きなぐったのだ。
第一話と最終話の二話だけなのだが、以前探した時、最終話がどうしてもみつからなかった。
だけど今日、その最終話を見つけた。
せっかくなので、ここにのっけることにした。
中学生の書いた小説なので、まじめに読まないでください。
「うどんの店 第一話」
ある店で、うどんが働いておりました。
そのうどんはとても働き者でした。
ある日、その店に変わった客が訪れました。
その客は酔っ払っていて、ベロベロになっていました。
その客は、椅子を蹴り上げるとこう言いました。
「うどんなんてのはな、くだらん食い物だよ」
<つづく>
「うどんの店 最終話」
うどんは耐えていた。
酔っ払いでも客は客なのだ。
追い出すことなんてできない。
と思っていたその時だった。
「うちのうどんをバカにするやつは、けえってくれ!」
おやっさんだ。
「なんだとー!俺は客だぞ!」
ケンカがはじまった。
でもうどんはうれしかった。
そしてうどんはほほえんだ。
<完>