「木平秀喜議員に対する議員辞職勧告決議案」 | fukutaのブログ

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本日は、令和5年度通年議会の閉会日でした。
 
私と、3名の議員(川合滋、永岡禎、吉住美智子)は、議員提出議案第13号として「木平秀喜議員に対する議員辞職勧告決議について」を上程しました。
提案理由は、私が読み上げさせていただきました。
 
提案理由は下記のとおりです(一部略してあります)。
「我々市議会議員は、市民から負託を受けたものとして、その立場と職責の重さを深く自覚し、法令や条例等を遵守し、高い倫理観と見識をもって、市政の発展と市民福祉の向上に努めなければなりません。」
「しかし、木平議員は、一昨年以降、名張市の固定資産の評価に誤りがあるとした一方的な主張を展開し、評価額に不服があれば所有者が固定資産評価審査委員会に対し審査申出ができる制度などを再三にわたり説明しているにもかかわらず、本会議の場において、執拗に特定物件や特定個人の評価等に関する質問を繰り返し、議長が注意を行っても対応が改まることなく、現在に至っております。」
「また、昨年の12月20日には、北川市長から市議会に対し、木平議員の固定資産評価に関わる一連の行為に対する抗議と厳正な対処等を求める要望書が提出されました。内容は、職員の名前を本会議の場で公表したり、ホームページに掲載する行為をはじめ、市役所窓口における市職員への威圧的言動や長時間の居座り、さらには市の業務を受託している不動産鑑定士に対するプライバシーの侵害や業務妨害の責任が問われかねない発言などに対する抗議であり、こうした議員の行為は断じて許されるものではありません。」
「当市議会においては、木平議員から、こうした一連の行為についての事実確認を行った上で、2月6日、議長から木平議員に対し、厳重注意の通知を行いましたが、木平議員は通知文書の受け取りを拒否し、その後も、この3月定例会の場において不穏当な発言を繰り返すなど、反省の態度は全く見られません」
(略)
「よって、木平議員に対し、自らの意思と責任により、速やかに名張市議会議員の職を辞することを勧告し、ここに決議を行うものであります。」
 
質疑、討論の後、採決いたしましたが、採決に加わった議員15名中11名の賛成で、議案は可決されました。
しかし、法的拘束力はなく、辞職するか議員を続けるかは、木平議員の判断にゆだねることになります。