アラフィフワーママあじこです
地方都市在住
夫、中学生小学生
相談支援関係のフルタイムワーカー
40過ぎて転職2回、元公務員
旅行とTDRとヨガが好き
最近はちいかわとカフェ読書にはまる
「ほどほど」「適当」「それなり」が
好きな言葉
あじこです。
我が家が塾通いをさせていない理由…
フルタイム共働きで送迎が難しい
自分で勉強方法を考えられる子供になってほしい
ことに加えて
私自身の中学時代の経験も影響していました。
遡ること40うん年前。
何の気なしに通い始めてしまった近所の補習塾。
内容が物足りないとモヤモヤしながら、辞めるに辞められずにいたのですが…
もやもやの理由はもう一つありました。
多くの学習塾は、中学生は部活動の後、18〜19時過ぎから始まることが多いと思いますが。
私の通っていた塾も19時スタートでした。
つまり、夕食をとる時間とまるまる重なっています
これが都会のバリバリ進学塾とかだと、夕食用のお弁当を持参して授業の合間に食べる、なんてこともあるのでしょう。
あるいは帰宅途中、もしくは帰宅後に軽めの夕食をとるか。
私の場合は家から近かったこともあり、塾に行く前に夕食を済ませてから行くことが多かったです。
ただ、うちの母は当時フルタイムで働いており、私の塾の時間に合わせて食事の用意をするのはとても大変な様子でした。
仕事の具合によっては塾の時間に間に合わないこともあり、そういう時は帰宅後にすぐ食べられるよう、きちんと盛り付けた状態で用意してくれていました。
残念ながら、自分で用意できるほどの料理スキルは当時なく、ど田舎だったので近所にお弁当を売っているコンビニすらありませんでした…
要するに、母が用意してくれる食事が唯一の頼みの綱。
ですがこの、塾に行く前後にそそくさと夕食を食べなければいけないことが、思春期の食べ盛りだった私には地味にストレスになっていました。
通う意義がわからない学習内容に、どこに食べたのかわからない夕食…
そんなある日のこと。
その晩の夕食は鍋だったようです。
塾から帰宅した私のため、母は、小さな土鍋に加熱前の具材を詰めて「ひとり鍋」を用意してくれていました。
そのまま火にかければ、私はすぐに、出来立ての鍋を食べることが出来ます。
ですがそのひとり鍋を見た瞬間、私は、
「あ、もう塾やーめた」
と決めました。
夕飯くらい家でゆっくり食いてぇわ
そもそも学校から帰ったらどこも行きたくないし、家でダラダラしたい
勉強くらい、意地でも家でやってやるわ!!
その後は夏期講習等のピンポイントで、別の塾をいくつか利用しました。
夜は嫌だったので日中に開講されているものを選び、自転車もしくはバスで行きました。
その中には最初に通った塾と大違いの、指導力も指導内容も非常に優れていて、受講する度に達成感を持たせてくれる素晴らしい塾もありました。
最初からそういう塾に出会っていたら、もしかしたら中1当時の私も、もう少し通い続けていたかもしれません。
でも夕食問題が解決されるわけではないので、それを考えると微妙ではありますが…
あのひとり鍋を未だに忘れることができず、その後もあんな経験はもうしたくなかったし。
もっと言えば自分の子どもにも経験させたくない。
夕食弁当持って塾に行く子を否定するわけではありません。
むしろ本当によく頑張っていると思うのです。
でも私は家でゆっくり夕食にしたい。
子どもにもゆっくり食べてもらいたい。
単にそれだけのことです。
いろいろ偉そうな理屈は述べつつも、本当のところは、この思春期の経験が大きく影響しているかも知れませんね。
もちろん今後、子どもが希望すれば塾には行かせます。
上の子は中学生ですし、いざとなれば自転車かバスで通うこともできるでしょう。
↓いろいろコレクションしていますのでのぞいてみてください!